推しはマカロン！-あなたは特別な人-
マカロンってさ。
どうしたって、かわいいですよね。
コロンとした丸い形、すべすべの肌。
カラフルでミルキーな色合い。
手のひらにすっぽりおさまる大きさ。
もう、どうしたって可愛い。
なんだかんだ言っても、橋本環奈はかわいい。
佐藤健はかっこいい。
マカロンもそういうことだよ！
（どういうことだよ）
マカロンがめちゃくちゃ流行っていた頃。本物では飽き足らず、食品サンプルのようなマカロンのキーホルダーが至る所で売られていた。
ラインストーンがついてたりしてね。わたしも持っていて、ぼろぼろになるまで使っていた。今はあんまり見かけない。
ブームは去ったものの、マカロンのかわいさはホンモノだな！と、マカロンを作りながら思う。
マカロン、これが一筋縄ではいかないお菓子。作るのが難しいお菓子の代名詞とも言われる。確かに、砂糖とアーモンドパウダーと卵白だけでなんであんな愛らしい形になるのか。
難しい分、綺麗に焼けた時の感動はすごい。ピエ(マカロンの立ち上がりの部分)がちゃんと出来たときのテンションたるや！
でも、マカロンは味が見た目に追いついてないと言われる。要はあんまり美味しくないと。言いたいことはわかるよ。ぬちゃって食感がね。
それはおそらく、その見た目から「サクサクしてるだろう」という先入観があり、ぬちゃっの衝撃がすごいんだと思う。
個人的には、アーモンドの豊かな風味や、間にサンドするクリームとのコンビネーションを楽しめる美味しいお菓子だと思う。
なにより、自分が作ったマカロン！というだけで、美味しさ３割増しだ。たとえ上下のマカロンの大きさが合ってなくたって、愛しさは５割増しだ。
「人は見た目が９割」という本が流行ったけれど、マカロンを見ていると菓子も見た目が９割かもしれないな、と思ってしまう。
でも、
大切な人が自分だけのために焼いてくれたケーキなら、どんなに不恰好でもやっぱり嬉しいと思う。(残念ながら、そんなシチュエーションに出くわしたことはないけど。)
ちなみに。
マカロンには「あなたは特別な人」という意味もあるらしい。
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