適応障害休職からの復職②最初の異変
同学年の学年主任は、初めは、主に、講師をいじめていました。採用試験に合格した途端、自分のおかげだと言い出し、上機嫌になりました。講師から、「あんなにいじめていたのに、どうしてそうおもえるのか」と、相談されましたが、言い返すとまたいじめられるから、スルーするようにと伝えました。
10月の学習発表会のピアノ伴奏者のオーディションをしました。昼休みに体育館で行い、前もって練習してきた子が数名いました。その中に、お母さんか中国人の子がいました。
「あんたは、受けんでいい」
その子も、周りの子も、私も意味がわかりませんでした。その頃には、彼女の不機嫌な声を聞くだけで、吐き気がするようになってました。
運動会の指導も、学年でする行事は、何一つ楽しくなく、指示が曖昧な彼女の怒鳴り声を毎回聞く時間でした。
人には、必ず良いところがある。悪いところばかりじゃなく、いい所を見るようにしよう。
もっと彼女と仲良くなろう。
私に原因があるから。笑顔で接しよう。
そう思いながら過ごしました。
無駄です。彼女は、教頭も、教務も、「ばか」呼ばわり。自分は、偉いと本気で思っていました。でも、指導力がなく、彼女の思う自分と、現実の自分の差でイライラし、子供や周りに当たり散らす人でした。
通勤途中の車内の音楽が、耳障りになり、無音にしました。
学校が近くなると、吐き気がするようになりました。
帰宅したら寝込むようになりました。
土日は、起き上がれなくなり、1日中寝込むようになりました。
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