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「蝶の眠り」【映画感想】追悼 中山美穂様


二度寝しちゃったら、遅くなった(苦笑)



【あらすじ】
小説家として成功を収めた50代の松村涼子(中山美穂)は充実した日々を送っていた。ある日、自分がアルツハイマーであることが分かり、自分の死と向き合うために小説以外の事へ挑戦しようとする。
大学で講師を始めた彼女は、講義の後に寄った居酒屋で韓国留学生のチャネ(キム・ジェウク)と出逢う。チャネは彼女の執筆活動を手伝う事になるのだが…。


【感想】

冒頭、若くピチピチと美しかった頃の中山美穂さんを知る私の目に50代でボディコン(死語?)を着て、大学の講師に向かう彼女が、とても痛々しく見えた。でも、それは多分、監督が狙った演出だったのだろう。
チャネの若さと野心と死へ向かう涼子の残酷な対比は見事だが切な過ぎる。
それとは正反対にかなり歳上の元夫へ自分がアルツハイマーだと告白する時の涼子は美しい。
この対比は、とても残酷だと思った。

小説家の家だけあって、涼子の家には、沢山の本棚に沢山の本が並べられている。チャネは、涼子からそれをチャネの感性で並べ変えるように言われる。その感性を見て涼子はチャネに惹かれ初めていく…。

小説の講義の中で涼子が言った言葉が興味深かった。

「小説はエッセイとは違う。自分の知識をひけらかす物ではない」


これを聞いた時、小説もどきを書いている私はドキリとした。あぁ、私は、ありもしない無けなしの知識を散りばめているな…と。

映画自体は、韓国青年チャネと涼子の美しいラブシーンや遺作になるであろう小説を二人で作りあげていく、たんたんとしたリズムで流れていく。
私は知らなかったが、遺伝性のアルツハイマーは

進行が早く、運動機能の低下と共に、発症から三年以内に死に至る病気

なのだそうだ。涼子の苦悩する姿を演じる中山美穂の演技が素晴らしい。昨日出来ていた事が、今日は出来なくなる。そして、それをまだ認識してしまう自分が居る。
愛するチャネには、涼子は醜態を見せたくない。彼女が選択した道は…

中山美穂さんが亡くならなかったら、私はこの映画を観なかったと思う。
地味で暗い、何処にも希望を見つけられない物語だが、一人の女性の生きた軌跡が描かれていた。
愛が哀しい。
愛は病気を超えられたのか、貴方の眼で確かめて欲しい。


因みにタイトルの「蝶の眠り」とは、両手をあげて子どものように眠る姿を韓国では、そう呼ぶのだそうだ。


         アドベントカレンダーの番だよ

いつきちゃん、ありがとう♡

一番スキなカップ麺は?


デカッ(笑)


あまりカップ麺は食べないけど、時々無性に食べたくなるのが、このシーフードヌードル。
この味って、他にないと思う。
インスタント麺はラ王が好き♡

一番スキな菓子パンは?


何が何だか分からない(笑)


ご飯と麺が好きなので、パンは殆ど食べない。
食べるとしたら、サンドウィッチや惣菜パンといった食事になる物。唯一、菓子パンの中で大好きなのが、この「クリームチーズ入りくるみパン」。
赤ワインに合う(*´艸`*)


12月14日「路地裏フェス」で
「ハニハニ✩ナイト」
歌うよ〜♡

巷では、今日が忘年会のピークなのだとか。
忙しいんだろうな(泣)
洗濯機、回して来ようっと。

じゃぬーん♪




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