そう遠くない未来に、当たり前になって欲しいサービスを見つけたので。
あくびをする、おならをする、お腹がなる……
生活をしていく中で、避けては通れない生理現象というものはどれも「しょうがない」で済まされると言うのに。こと「生理」については、どこか隠したくなるようなそんな気がする。
小学校高学年でやってきてから、不規則ながらもだいたい月に一回それは必ずやってきて。あくびやおならには名前がついているのに、生理はそのまま生理。
なんだか避けたいときには「女の子」とか「お腹が痛くなるやつ」と言ってしまうけれども、要するにそれは生理だ。
用を足したければトイレがあって、汚れれば備え付けのトイレットペーパーを使えばいいのに、生理用のナプキンはなぜか有料。海外に行くとトイレットペーパーも有料の国があるわけだからとってもおかしい話ではないと思うのだけれども、トイレットペーパーがあるのならば生理用ナプキンだって備え付けていてくれればいいのにといつも思う。
便意とか尿意とかは我慢ができるけれども、生理のはじまりはいつも唐突にやってくる。まぁ、だいたい今日くらいだろうとなんとなく予想をすることもできるけれども、初日からがっつり出血する月もあれば、3日目くらいにドバッとくる月もある。今月がどんな調子かは、それが来てみないとわからない。
だから、いくら万全の用意をしていても出先で「あぁ、ナプキンが足りなくなってしまった……」と絶望することが、時たまある。そしてそんなときは、お友達同士でさっと助け合ったり諦めて出先で購入したりするわけで。
これはどうやら万国共通らしく、インドの空港で女の子にナプキンをあげたこともあるし、わたしも周りのお友達にたくさん助けられてそういう日を超えてきた。
この前、出先でトイレに入ったらこんなものを見つけた。
アプリの入ったスマホをかざすと、ナプキンがひとつ出てくるこのサービス。
実際に使ってみたんだけれども、アプリは簡単にダウンロードできるし、出てくるナプキンもしっかりしたものでとても使いやすかった。
まだまだ設置されている場所は少ないみたいだけれども、収入の有無とかそのときの状況とかそう言うの関係なしに、うんちが出たらトイレットペーパーでお尻を拭くように、生理がきたら生理用ナプキンに困らない、そんな世の中であって欲しいし、これからオトナになる子どもたちにこういうことで困る経験はさせたくないよなぁとそんなことを思うのです。
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