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誰かの過去が誰かの未来になるから、写真には夢があるのかもしれない。 #ときめく写真の作り方
仕事中、ふと息をつくタイミングに
お風呂が沸くまでの、ちょっとの隙間時間に
SNSを開くと、空、海、ヒカリ、カフェ、家族……
たくさんの人たちの目に映った世界の一部が切り取られてタイムラインに流れてくる。
わたしにわたしたちに与えられた1日は24時間で。
その間に眠ったり仕事をしたりご飯を食べたりお風呂に入ったり……
好きな場所で、好きなタイミングで、好きな分だけ仕事をする。
そんな生活も、素敵だなぁと思う。
その反面
安定が欲しいし、自分の居場所だと思える部屋も欲しい。
その部屋で、気持ちよく生活をするために「やらざるを得ないこと」だって出てくる。
どちらがベスト
だなんてどちらかを切り捨ててしまうのはなんだか味気ない。
わたしにはわたしのイマがあって
だれかにはだれかのイマがあって
それに優劣はない。
それでも。
イマじゃない選択をしていたら……
とついつい考えてしまう。
そんなとき、SNSに流れてくる
たくさんの人たちの目に映った世界の一部は
イマじゃない選択をしたら見られたかもしれない景色で。
イマは行けないけれど
ミライに時間を作って足を運ぶための道標になるんじゃないのかな、なんて思うと
それだけでウキウキしてきていいねを押してしまう。
phot byみちる(@michirumahoro)
半年ちょっと前の誕生日に、FUJIFILMのミラーレス機XT-30をお迎えした。
見た目がかわいくて、わたしの手にフィットして、実際に自分の目で見たときに近い色味が残されるこのカメラをとても気に入っている。
わたしがシャッターを切る頻度はもともと少なくて。
お気に入りのカメラを手に入れた今も、隣にいる人の方がiPhoneでパシャパシャしている頻度が高い。
そんなわたしも
心が動いた瞬間に
自分の目と鼻と肌で思いっきりそのものに触れたときに
パシャっとシャッターを押す。
少しずつ
このヒカリの入り方が好きだな
この青空はカメラで切り取りたいな
そんなふうに心が動く瞬間が好きで、カメラを片手に出かけるのかもしれない。
写真を撮るために出かけよう
なんて日はまだまだ少ないけれど
出かけた先でシャッターを切りたくなるくらい
いろんなものを見て、感じて、残したい
そう思える瞬間が、増えていったらいいよなぁ。
わたしが見たイマをカメラで切り取って
わたしの過去をSNSにアップする。
それらを見た人たちの未来に
わたしの切り取る世界がちょっとでも関わってくれるのなら
それをきっと、しあわせというのだろう。
***
1年ほど前に、「ときめく写真の作り方」っていうタイトルで写真にわたしと写真について考えた。
あれから1年。
宣言通りにファインダー付きのカメラを手にしたわたしの
ときめく写真の作り方2020ver.でした。
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