まつ毛がクルンとしているだけで。

今日のわたしは、ご機嫌だ。
なぜなら、まつ毛パーマに行ってきたから。

髪の毛を切ったとか染めたとかならまだしも、まつ毛にパーマを当てても誰にも気づいてもらえない。それでも、まつ毛がクルンとしているだけで、駅からの帰り道に浮き足でスキップをしたくなる。

まぁ、この人生でわたしの顔を一番よく見るのはわたしなわけで。だったら、そのわたしの気分があがってくれるなら、それだけで万々歳だ。

そういえば、まつ毛パーマをしてもらっているときに、最初から最後まで意識を保っていられたことがない。いつも、ふわぁっと意識が飛んでいってしまって、どこかの記憶が抜けている。

わたしはボーッとすると口があんぐり開いてしまうタイプの人間なので、寝ているときはたいてい口が開きがち。なので、このご時世マスクをするようになって、口のあたりが隠れるようになって良かったなぁと思っている。今日も、施術が終わる頃にはちょっと喉が渇いていた。

今まで幾つかのサロンでマツパをしてもらって、そのどれも口をあんぐり開けて意識を飛ばしてしまっている。でも、どのアイリストさんにも「寝てましたねー」とか「気持ちよさそうでしたねー」とかそういうことを言われないのだけれども、アイリストの資格を取るときに【客が寝ていてもそれには言及しない】という項目が入っているのかしら。

ツッコミ待ちをしているわけではないんだけれども、施術が終わるタイミングにいつも気持ちよく意識が戻ってくるので、本当に不思議な時間だなぁと思う。

そんなわけで、ちょいとばかし昼寝もしてまつげがクルンと上を向いているので、今日のわたしはとてもご機嫌です。