海街、絶対に再訪したいところたち @岡山-倉敷・牛窓-
この夏は、海をみるんだ。
そう思い立ったわたしは、はるか彼方まで広がる太平洋でもなく、荒波の似合う日本海でもなく、静かに穏やかにときが流れるときく瀬戸内は岡山の海街を、旅先に選んだ。わたしの大好きなオトナたちがこぞって「岡山が好き」というのを日々SNSで眺めて、自粛期間も岡山の地とzoomを繋いでツートンラッシーを作るなどしていたので、憧れだけが募っていたあの地へ。やっと。
それともうひとつ。この夏は、わたしのサードプレイス #旅と写真と文章と のメンバーと久しぶりに旅をする予定がありまして。前回の瀬戸内旅は仕事の関係で一日目をみんなと一緒に回ることができなかったから、この夏の旅の前に、みんながみた景色の #追い旅 をしたくてね。
○みんなの #float合宿
○わたしの #追い旅
・宇野駅ー王子が岳登山口 宇野バス
八月吉日。瀬戸内海に夕陽が落ちるちょうどその頃、児島駅からわたしを乗せた路線バスは、王子が岳の登山口へと到着した。
・DENIM HOSTEL float
この旅の拠点は、DENIM HOSTEL float。瀬戸内海に浮かぶ島々と瀬戸大橋が一望できるこのお宿は、 #旅と写真と文章と のみんなが泊まったホテルで。やっと、3年越しに訪れることができた。
当時はまだなかったというお宿内のカフェで、こだわりのスパイスカレーと倉敷ワインをいただく。バターチキンとポークビンダルーの豪華二種盛りのカレーが、瀬戸内の波のように穏やかに身体中に染み渡っていく。
ワインは、たまたま同日にfloat泊していた友人とカウンターでおしゃべりしながらのんびりと。(約束をしていたわけではなくて当日お宿にに着いてからバッタリだったので、本当にびっくり)
少し夜更かしをしてしまったのだけれども、翌朝は陽が昇ってくるタイミングで目が覚めたので、ぼんやりと外を眺めながらお香を焚いてモーニングページを書く。
日記は朝に書くに限る。一日が始まるタイミングで嫌なことは思い出さないからね。いい気持ちだった記憶ばっかり出てくるような気がする。
・belk
モーニングは、王子が岳に佇むbelkへ。
ちょうどスカイダイビングをしている方がたくさんいて、空を飛ぶ色とりどりのパラシュートを眺めながら、はちみつトーストとアイスコーヒーをいただく。
ずっとずっと見たいと思っていた景色。思わず、「今日は本当にいい日だね」と呟いたら「まだまだ今日は始まったばかりだよ」と笑われてしまった。
・さかな料理 善太
そのまま車を走らせ、牛窓の「善太」さんでお昼ご飯。偶然Googleマップで見つけたお店なのだけれども、どのお魚もプリップリで、もうとろけてしまいそうだった。
・牛窓海浜浴場
牛窓海浜浴場は、ご時世柄なのか海開きこそしていないものの、思い思いに海を楽しむ人たちがいた。わたしの育った場所はどこも海水浴場が近くになかったので、夏休みに海水浴をするという習慣はなかったのだけれど、その風景を眺めるだけでなんだか懐かしい気持ちになるのはなんでだろう。
・山の上のロースタリ
牛窓オリーブ園の二階には、大きな窓に自然光が降り注ぐ山の上のロースタリが。
注文をしてから一杯ずつ豆が挽かれ、エスプレッソが抽出され、牛窓の石原牛乳と絶妙な融合をしたカフェラテをいただく。
バリスタの方の珈琲を淹れる姿がすごく綺麗で、息を呑んでその動きをずっと眺めていた。たぶん、丸一日ここにいても飽きずにずっと見ていられるだろうなって思うような空間で。
その間、一緒に行った人が黙ってずっと一緒にそれを眺めてくれたこともまた、本当に居心地が良かった。おしゃべりも好きだけれど、静けさをも共有できるって、幸せだと思うのです。
・瀬戸内芸術祭2022 @宇野港
夕方は宇野港まで戻って、瀬戸芸をちらりと。
・うのまち珈琲店 玉野店
夜ご飯は、うのまち珈琲店でアボカドドリアをいただきました。岡山行きのきっかけになった最初のツートンラッシーは、うのまち珈琲のオダさんプレゼンツだったので、ここはもう聖地。
そんなわけで外も真っ暗になってしまったので、車でのんびりとお宿へ戻り、夜はスタッフさんがいれてくれた貸切風呂で一日の疲れをすっかり癒やして。
翌朝は栄養満点の朝ごはんをいただいて、また児島駅へ。
晴れの国おかやまの空は高く青く、瀬戸内の波も人々も穏やかで、ずっと伸びをしているような気持ちの良いところでした。
見に来てくださりありがとうございます。サポート、とっても心の励みになります。みなさまからのサポートで、わたしの「ときめき」を探してまたnoteにつらつらと書いていきます。