スタッフの意識をかえて、成長フェーズへ Vol.25
水産事業の注目が高くなっているSANKOですが、「東京チカラめし」や「焼肉万里」などの肉業態も運営しています。「焼肉万里」を率いるSさんにお話しを伺ってきました。
あなたにとって、SANKOとは?
現在は、飲食事業と水産事業の両軸経営をしている会社で、そのどちらに所属になっても、色々と挑戦できる会社だと思っています。もちろん挑戦するには、仕事への覚悟は必要です。自分は今の立場になって、覚悟ができました。
社歴と現在の仕事内容を教えていただけますか?
23歳で入社して、9年目に一度SANKOを卒業しました。
1年半ほどして「SANKOをまた復活させる」という現会長の号令で、連絡が入り辞めた仲間も数多く戻ることを決めました。
10人くらい戻ったかなぁ、彼らとは部署が違えど横の繋がりも強いし、それだけの人数が戻ると、会社の雰囲気も変わったように思います。
月の雫などのブランドを経て、焼肉万里に異動してきました。
焼肉万里でビジネスユニット長(BU長)に就かれているわけですが、このブランドをどうしていきたいなどビジョンはありますか?
SANKOが水産に本格的に乗り出したことで、水産を絡めた焼肉屋を目指したいなっていうのはあります。殻ごと食べられるエビやアワビなど、そういった商材を使うことで他とは違う焼肉屋が出来上がるのではないかと。
あとは店舗以外のところを拡大したいです。
焼肉弁当の催事では肉の加工で関わったり、店舗以外にできることがあれば具現化して、できるようになりたいです。店長や若いスタッフたちの新しい発想に繋がるかなと、そういう思いはあります。
人材も揃ってきたから、そういったビジョンを持てるようになったのですか?
揃ってきたし、育ってきたと思います。
育てないと、今はトップダウンスタイルの会社ではなくなったので。若いスタッフには、自分たちが苦労したから同じ苦労をしろよの時代でもないし、自分が10年かかったものをフォーマット化して1年で身につけば、あと9年間を新しい挑戦に使うことができます。そうすると、会社ももっと前に進めるのかなと常日頃思っていますね。
万里に新しく入ってこられるスタッフには、フォーマットがあるのですね。
店長職についてのフォーマットがあり、全店長が授業を受けています。食材原価が35%がいいか、36%がいいかと問うと、みんな35%が良いって答える。では、35%で200万円の売り上げがいいのか、36%で800万円売れるほうがいいのか、そういったことから、スタッフに接するときなど心理学に近しいものとか、ディスカッションで自分たちでも考えてもらいながら実施しています。新しい店長になったら序盤でやります。
万里は複数店舗ありますが、みんな仲良く連絡とりあっていますか?
人数が少ないので万里の事業部全体で、休みのやりくりをしたりしています。飲食業であっても旅行にいけるように、みんなで考えたり。
休みとるからにはやることをやって、なぜ客数を上げないといけないのか、どうすれば利益を上げられるのか、授業を通して共通認識を持っています。
まぁ、仲はいいです、きっと(笑)
BU長として心がけていることはありますか?
店長になってみたい、BU長になってもいいかなって思われる働き方をすることかな。BU長になるとこういうことができるんだとか、権限や給与とか、お休みもそうですけど。
SANKOに就職を検討されている方に向けて一言お願いします。
飲食業だけでなく水産業もあるので、色んなところで受け皿が用意されています。間口が広いので、やれることも多い。昔のRPGみたいにジョブチェンジが社内でできるのは大きいと思います。社内転職もできますっていう。
最後に、Sさんの夢はなにですか?
仕事人としては、若いスタッフにもっと勉強できる場を与えたいです。以前あったSANKOカレッジや、5年目研修、研修旅行などで物凄く大きな気づきが幾つもありました。時代の変化に適応して、職人と商人の考え方を持った人をどんどん輩出できるのではないかと思います。
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