【読書】フィードバック入門 著/中原 淳
【読書】
フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術
著/中原 淳 PHPビジネス新書 ISBN978-4-569-83290-6
【目的】
自分がリーダーである部署のメンバーが、よりそれぞれの強みを活かして仕事で成果を発揮していくためには、自分のマネジメント精度をあげなくてはならないと思った為。そのための知識付け
【概要】(一部抜粋。ざっくり斜め読みをした程度なので今後追記していきます)
・本の構成としては
→最近、部下育成が難しくなってきた理由の解説(職場の環境変化など)
→部下育成の基礎理論(人が育つ素地、きっかけ、モチベーションが出る条件を解説)
→部下育成の手段の一つとしてのフィードバック技術、の具体例
→フィードバックQ&A
→自身に向けてのフィードバック技術の実力のつけかた
【1】部下育成のむずかしさの背景説明
・部下の多様化、突然マネージャーに選出される若手とその若手に対する
サポートの少なさ
・コーチング手法のブームの影響による、ティーチングの衰退…
(本来はコーチング、ティーチングの使い分けを部下の状態によって行う
のが効果的)
【2】部下育成を支える基礎理論
・部下個人の経験軸 とピープル軸、で考える。
→経験軸:部下に適切な業務経験を与えているか
→ピープル軸:業務支援(OJT)、内省支援(振り返りを促す)、
精神支援(励まし褒めること)の3軸で支援を実施する
・フィードバックの本質は
①情報通知:耳に痛いことであっても知らせ、現状を把握し向き合うこと
を支援
②立て直し:部下が自己のパフォーマンス等を認識し自らの業務や
行動を振り返り今後の行動計画をたてる支援
・フィードバックの流れは
①フィードバックを行う相手との「信頼感」を確立していることが
何よりも重要
②事前に各々の部下の情報幅広に集めておく(情報把握)
③それを踏まえての事実通知
④問題行動の腹落とし
⑤振り返り支援
【3】フィードバック実践
・実践の5つのチェックポイント
①しっかり向き合っているか
②ロジカルに事実を通知できているか
③部下の反応を見れているか
④部下の立て直しをサポートできているか
⑤再発防止策をたてているか
・フィードバックのTips8つ
脳内予行演習、内容は記録、耳に痛いことを言ったあとに
無駄に褒めない、「即時」「移行期」に実施する、フィードバック
実施中の沈黙時は「時空間」を変える、フィードバックの強烈な
ストレスと向き合う方法、嫌われる覚悟を持つ、どうしても難しい場合
もある
【4】タイプ別フィードバックQ&A
・逆切れタイプ、沈黙お地蔵さんタイプ、逆フィードバックタイプ…
タイプ別対処法の解説
【5】マネージャーのフィードバック技術の身に着け方
・フィードバックは場数。とにかくこなす
・自身のフィードバックをしてもらう場所をつくる。より強烈な体験をする
には社外の場で、初めて会う人とフィードバックする機会をもつ
・マネージャー自身の成長のために、
フィードバックを他者から与えられる、ではなく自身で求めていく
姿でいつづける
【今日からの行動】
・ざっくり読んだだけなので、これから改めて読み込む…
・目の前のメンバーそれぞれが、どのように仕事をしているか、じっくり
観察することからスタート…
・自身のこれまでのフィードバックの方法を振り返り、改善していく(情報
収集が少なかったのでそこを改善、フィードバックの事前シュミレー
ションも実施)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?