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こらむ紗水式――細かいことはどうでもええんじゃ――

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自称アマチュア物書き兼ピコ手文芸サークル「頌櫻堂書房」主筆・紗水あうらによる、ノンジャンル・ノンタブー・ノンフィクションのコラムデスマッチマガジン「こらむ紗水式」、note上に創…
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2018年7月の記事一覧

守旧的な「実書店経営者」たちよ、いい加減にしろ

ここ最近、割と論調がおとなしいと言うか、奥歯に衣を着せたような論調の「こらむ」が続いておりまして、多分に煮え切らない思いをなさっておいでだった読者の皆様も少なからずおられようかと存じますが、予告しておきます、今回は紗水あうら激怒しております。問題はこの記事。

馬鹿なの?

一応疑問形にしたのは、私の計らいだと思ってくれて良い。はっきり言ってこのご時世に於いて、だ。こんな世迷い言を言えると言うのは

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思うんだけど日本人に「宗教」って必要かね

のっけから挑発的なタイトルなのは当然釣りであるとして、だ。こんなお題が投稿されていたワケよ。

オウム、創価、エホバなどの新興宗教について

あのさぁ……(苦笑)

ちなみに投稿された日付は7月10日。件の「オウム真理教事件」にて死刑が確定していたうち、教祖を含む7名の執行が有ったのは7月6日であるから、タイミングとしては「平成30年7月豪雨」にぶつかってなお、世間の耳目を吹っ飛ばす勢いのニュース

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未曾有の災害を前に私たちができることは「備えよつねに」でしかない

まず、今回の「平成30年7月豪雨」において犠牲となった皆様に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。

と言うわけで、お題箱より。

現代の治水事業について

そう言われてもな。

私は公共事業の専門家でも、況してや水理関連の土木工学を修めた人間でもないから、現代に於ける治水事業の巧拙を問うことは不可能だ。

その中で、今回これほどの被害を出す結果となった「平成30

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ネット通販・電子書籍時代に突入した「リアル書店」のこれから

皆さんは月にどのくらいの頻度で「リアル書店」に行かれるだろうか。そんなことを不意に考えてしまったこの記事である。

なんでSUUMOなんだよ

とは思ったが、まぁ「街」というものを文化的側面から語る不動産サイトが有っても悪くはない。筆者が神楽坂の人間として、出版業界の人間として、非常に実直かつ丁寧に心の描線をなぞりながら、こんにち多少アナクロ的な意味さえ持ちつつある「本屋」と言うものに、「本」と言

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