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キュウリとナスと、それから…?

先日十六ささげ、という長〜いインゲンの事を書きました。

馴染みのない方にはびっくりの食材ですが、お盆時の佐渡では普通に野菜のコーナーで売ってます。

コメントでも書かれましたが、靴ひもみたいな感じで…。
こんなふうに生えてます。

8月12日 うちの畑での様子

⬇️比較対象、家人の腕

ちょっとトウがたってしまったものも💦

スーパーでは一般的なササゲ(インゲン)と比べると少々お高めではありましたが、お盆時期だったからかもしれません。

お盆時期には色んなモノが少々割高になることがある、というのもありますが、このお野菜に特別な意味がある事を知りました。

先日佐渡在住の方が、Instagramでこんな事を発信していらっしゃいました。

きゅうりは馬でお迎えに。帰りはゆっくり牛で帰るそう。
十六ささげは、おみやげを結ぶ紐代わり。

@unsukex  8月13日 Instagram より

十六ささげは、おみやげを結ぶ紐代わり。

なんとなんと!初耳です!!

よく知ってる方なので、知らなかった旨を写真と共に投稿すると

依代(よりしろ)にもなるそうですよ。
昔の習俗は楽しいですね〜

jijem_sado (私)のInstagram投稿コメントより

依代!一瞬なんだっけ?と思いましたが、神社の神木などに巻いてある、あれですね。

依り代とは、神様を含む御霊(みたま)が降りてきた際に座る場所や依り憑く対象物、注連縄で囲んだ領域のこと。御神木などの樹木、巨岩や山などの自然の他に、神棚や年神様が降りてくる門松も依り代です。

「葬儀のデスク」宗教用語 より

確かに、50cmの十六ささげだったら何本か用意すれば依代になりますね。

こちらは⬇️今日家人が収穫した十六本の十六ササゲ(笑)&30cm物差し

昨日収穫したばかりなので、今日は細いのも混じってます

昔の習俗、知れば知るほど面白い。
きっとこういった事を知っている人もどんどん減ってきているので、私達が伝えていかないと、ですね。

それにしても…

なが〜い十六ササゲに、一体どんなお土産を括りつけたんでしょうね😊

昨晩のおかず キタアカリと十六ササゲの煮物


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