有名人の死が示唆する2つの未来
全国民、年齢を問わない衝撃的な訃報でしたね。
これは本当に現実なのか?と疑心暗鬼になってしまいそうです。
弔いはしつつ、彼の死から学ぶことがあったので報告しようと思います。
これは誰もが感じ始めていることかもしれませんが、
「明日は我が身」です。
自分の身は、自分にしか守れないことを肝に銘じてください。
明確な根拠やデータが無いのに、「ただの風邪だから」「騒ぎすぎだ」などと発言してきた方は、ぜひ今後は二度と無責任な判断をしないでいただきたいですね。
自分の判断基準でリスクヘッジが出来ない人にとっては、世論がすべてです。その言葉を鵜呑みにして、自分の行動を正当化してしまいます。危険なことですね。
経済活動を行う企業ならびに諸機関においては、自身の活動の継続可否について、専門家や行政からの命令等を待つような他人任せの判断をするのをいい加減やめたらどうかなと思います。
組織内に感染者が確認されたら対応を考える。みたいなスタンスを未だに続けている組織があることに、非常に憤りを感じます。
社会への文句は一旦置いといて。
誰もが知る有名人がコロナウイルスに感染して、たった4日で意識不明、人工心肺まで導入した必死の救命処置が意味をなさなかったという事実は非常に強かったですね。
一気に現実味を帯びてきた!と感じる方も多かったはず。
統計によると、罹患した方の8割ほどが軽症。
2割が重症化という割合で発表されているようですが、ここに問題があるようです。
「軽症」の定義を聞いて驚いたのですが、インフルエンザで39℃の高熱を出して水しか飲めないような状態は、軽症に含まれるそうです。
あれが軽症ならば重症って一体…。と想像せざるを得ません。もしそれが本当ならば、軽症でも人によっては亡くなってしまったり、後遺症が残ってしまったりするかもしれませんね。
もう一度言います。
明日は我が身ですよ。
…
さてここから未来の話をしていきましょう。
高齢者や基礎疾患のある方に限らず、今回の件で「自分の死」という結末が、かなり現実味を帯びてきています。
少し前に炎上した「人生会議」のポスターが、笑い事ではなくなってきましたね。
こういった「終活」のような終末ビジネスが、今後隆盛してくる事は疑う余地もないでしょう。
それに伴い詐欺も横行しますし、金融や保険、不動産に至るまで、いわゆる高齢者のタンス預金を引き出していく動きが見られると予測しています。
皮肉なことに、残酷な感染症拡大が要因となって停滞していたお金の流れを正常化し、景気回復局面に移っていくのです。
では、残される予定の私たちはどうしたらいいでしょうか?
まずお金がどこに流れるのかを予想しなくてはなりませんね。
コロナウイルスで亡くなった方のご遺族には、おそらく多額の「生命保険」や「医療保険」が払い込まれることになるでしょう。その他の資産を相続する方もいるかもしれません。その上、コロナウイルスのご遺体は火葬場に直送され、葬儀の場を持つことも自粛を余儀なくされると考えられるため、葬儀にかかるお金もかなり少なくなるはずです。
おおよそこの流れは、「高齢者→団塊ジュニア」の間で起こるのではないでしょうか。
老後2000万円問題が記憶に新しい今、もう少しで現役を引退する世代は、多額の遺産をどのように使うのでしょう。
そこにとても興味があります。
大人しく新たなタンス預金として老後に備えてしまうのか。(こっちが濃厚ですね)
底を打った株式や原油、金、不動産。何から何まで値下がりした金融商品に投資をするのか。(こっちが理想です)
はたまた、全く新しい方向性の投資運用ビジネスが立ち上がってくるのか?(ソーシャルレンディングを派生させたようなもの)
いずれにせよ現役世代の我々は、失礼な言い方ですがこの機会をどう活かすか、ということを未来から託されています。
社会に還元されるキャッシュを、また眠らせてしまうのか。それとも、何とかして経済に回すのか。
もしかすると日本発のGAFAは、ここから生まれるのかもしれませんね!
…
ほぼ邪推というか、穿った未来地図を広げてしまいましたが、この感染症が早期に収束してほしいという思いは変わりません。
多くの人の命が失われないように、みなさん最善を尽くしてください。
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