初めてのOisixを楽しむ Part1「みつトマト」
これまでずっと興味がありながらも、何度も調べて申し込んでこなかったOisixをついに申し込んでしまいました!
申し込んでこなかった理由は至極単純で、私自身が料理が好きで、近くの八百屋やスーパーで買った方が安いからです。
では、なぜ申し込んだのか?
実はだいぶ前から何度も検索しては、「良いなぁ」と思ってはいました。
何がいいかというと、Oisixでしか食べられない特別な野菜があることです。
実は、父の仕事上の転勤で新宿に住んでいたことがあり、新宿まで自転車で行けるという恵まれた環境で暮らしていました。
あの当時は家電マニアか!というくらい、ヨドバシカメラに休日の度に通い、新商品を見ては説明を聞いていました。(←読者の方に当時の店員さんがいたらごめんなさい)
もちろん、当時買った家電はすべてヨドバシカメラで買っていました。人生で初めてのパソコン、今でも使っている楽器のキーボード、沢山の想い出があります。
ヨドバシカメラ以外でもお気に入りのお店がいくつかあり、そのうちの1つが伊勢丹でした。伊勢丹のデパ地下に、今もあるかは分からないのですが、八百屋さんのような一角があります。
そこでは、今では割に合わないため(採算が取れないという表現のほうが正確だとは思いますが、農家さんの本音としては割に合わないというのが正直なところだと思います)、今では生産されていない野菜や果物の原種を数多く取り扱っていました。
私がよく見ていたTV番組でその八百屋さんのバイヤーさんが取り上げられ、全国の農家さんをまわって、昔ながらの日本で栽培されていた味が濃く強い品種の栽培をお願いして回り、その代わりに通常の流通価格よりも高値で仕入れて販売をしているということを知りました。
私はこのTV番組が放送されるずっと前から、「不思議な八百屋さん」という感覚で伊勢丹に行った時は必ず立ち寄っていましたが、TV番組を見て「あーなるほど」と思ったものです。
一次産業は皆さんの消費によって大きな変化を余儀なくされます。
野菜は真っすぐなものがいいとなれば、曲がったものや形が悪いものは二束三文で買いたたかれてしまいます。
甘い野菜じゃないと子供が食べてくれないとなれば、糖度の高い品種を作るしかありません。
このような時代の流れの中で、できるだけ無農薬や減農薬栽培なども強く求められる現代では、できるだけ当たる品種を大量生産するしかなくなってしまいます。
こうして、日本で古来から作られてきた品種=原種がどんどん作られなくなっています。
伊勢丹のバイヤーさんは、農家さんに一軒一軒まわっては頭を下げて、高く買い取るから、味が濃くて栄養価が高く美味しいけど、育てるのに手間ひまがかかる原種を栽培してくださいとお願いしていました。
あの品揃えはそんなバイヤーさんの苦労の結晶だったわけです。
今も都内に住んでいるので行けなくはないのですが、うつになったきっかけが「電車に乗れなくなった(真実は飛び込みそうになった)」ことにあり、電車は相当な覚悟と結構な準備(お薬)が必要な私にとっては大変なことです。
見たこともないような野菜が並ぶあの伊勢丹の八百屋さんのような、「楽しさ」がOisixにはありました。
また、本格的にダイエットをしている今の私は、なるべく飽きずに美味しい野菜を食べたいという気持ちもありました。
そんなわけで、定期コースは高くて、一人暮らしの私には続けられる自信はありませんでしたが、初回半額の1,980円おためしセットを申し込みました。
で、届いたのがこちら!
悪口でも文句でもないのですが、新型コロナウィルスが流行する前のおためしセットはもっと品数がありました。
色々な事情があるのだと思います。
それでも、一人暮らしの私にとっては1週間は十分に食べていける量です。
まずは、「みつトマト」を調理してみました。
調理方法のおすすめには、しらすと和えるといいとありましたが、私はトマトと言えばカプレーゼ。
なので、カプレーゼ(もどき)にアレンジをして食べることに。
ミニトマトなのですが、一個ずつが大粒の8粒入り。ツヤツヤしていますね(*'▽')
へたを取って洗ったら、可愛いタッパーに入れて
モッツァレラチーズをちぎっていれます。
とはいえ、本物のモッツアレラは高いので、西友で100円くらいのミニチーズ。
つづいてドレッシングづくり。
自分で食べるものなので適当でいいとは思いましたが、ビネガーの代わりに「煮きり酢」を作りました。
煮きり酢(にきりず)とは、その名の通りお酢を沸騰させてとがった部分を飛ばし、酢のうまみだけを使う方法。
フライパンにお酢を入れて
煮立たせます
この際、注意点がございます!やってみればわかりますが、もんの凄いニオイが部屋中に立ち込めるので、換気扇フル稼働でやってください。
結構減っちゃった煮きり酢の完成(笑)
お酢のとがった酸味はどこかへ行き、ほんのり茶色になっています。
これを冷ましてから、グレープシードオイルとレモン汁
を入れて、さらにお塩少々
を加えたら、あとは小さな泡だて器があればそれを使ってひたすら混ぜます。
何のために混ぜるか・・・。そう、「乳化」のためです。
水分と油分を混ぜ合わせると乳化という現象が起こります。栄養素として吸収しやすい形になるだけでなく、味も全体が馴染んで美味しくなります。
乳化したかどうかは見た目で分かります。
白っぽくなったでしょう?
これが乳化したサイン
ここまで出来たら後はかけて、完成!
みつトマト自体は甘いだけではなく、酸味もきちんとありました。
なので、このドレッシングが非常に相性がよく、作り置きのつもりが半分くらいつまみ食い(笑)
これからしばらく、Oisixの中身を調理してご紹介していきます。
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