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親から見た “シン・共通テスト2025”

こんにちは。
無事に終わったんです。
そう、長女の大学入学共通テストが。

テスト改革元年となる2025年だからニュースでも話題になりましたね。受けた受験生のみなさんお疲れ様でした。事情により今日明日の日程(東京大阪のみの会場というのが大変です)で受ける方がみんな無事受けることができますように。今回のnoteは、そんな“シン共通テスト2025”体験記を、親から見た内容でお伝えしたいと思います。




新しくなったよ大学入学共通テスト

報道などで既にご存知の方も多いかと思いますが、今回から大きく変わった共通テスト。「新課程入試」という高校の新しい教育課程に対応した大学入試になりました。2022年度から新しい学習指導要領に基づく新しい教科が加わり、新教科「情報」を加えた7教科21科目へ再編されました。

社会科「地理歴史」「公民」では出題科目(下記画像参照)が大きく再編、数学は「数学Ⅱ,数学B,数学C」の1科目となり、試験時間が延長。国語では試験時間延長のほか、問題構成・配点が変更されました。

これにより、いわゆる正確な過去問がない状況で受験生はテストに挑みました。受験生、試験スタッフのみなさん実施元年の対応お疲れ様でした。


科目・組み合わせも注意が必要でした。


大変だったのよ現高校3年生は

この学年は本当になんでも初めてな学年なんです。

入学時に1人1台端末の自費購入がスタート。(なぜか我が子の通う高校はこの学年まで電子辞書も購入)1年生の時の教科書は新科目「歴史総合」「情報」など先生も手探りの選定、授業やテストも必死で準備されていました。書店ではまだ今ほどの種類の問題集がありませんでした。次年度から、初年度試した結果を鑑みてこっちのほうが良いと学校採用テキストや問題集が変更になったりしています。

さらに「思考力・判断力・表現力」を評価する時代となり、暗記のみならず考える問題が増えました。この力を評価する問題を共通テストでは記述ではなくマークシートの選択問題にするのですから、問題制作サイドも大変だったでしょうね。

みんなよく頑張ったと思います(拍手)。余談ですが、個人で端末3年保証に加入した場合、保証期間はあとわずか。もし修理があれば急いで問い合わせましょう。


追加されたよ新科目“情報”が

共通テストの「情報」は、「情報Ⅰ」の内容が出題されました。よく一般の方のポストで簡単という声もありましたが、あくまで出題は「情報Ⅰ」からで、選択科目「情報Ⅱ」がさらに存在します。「情報Ⅰ」ではICTの基礎知識や情報リテラシー・データ分析の手法と プログラミング言語を学びます。個人的にはITパスポートの内容に近いなと感じました。

今回は初回でしたので、来年以降はまた問題等工夫されるかもしれませんね。
現高校2年、1年生で情報が苦手な人は是非授業で使用していない教科書や参考書にも目を通すといいかもしれません。

わたしの住んでいる市では中央に位置する図書館にすべての教科書見本があり、他の図解本と付録のサイトが参考になりました。また動画を探しての学習もタイパが良いですね。(ちなみにスタディ〇〇〇の動画は丁寧なつくりで、個人的にわかりやすく感じました)

お疲れ様でした!
社会のビニールパックうまく開けられましたか?
訂正も当日に追加があり板書されたようですね。
2日間共終了が18時をすぎ親子とも疲れました。



さあここから国公立大学は2次試験がありますね。合わせて私大も一般入試シーズンです。この共通テストの点数を利用するタイプの私大入試もありますね。それぞれがリラックスして受けることができますように。



受験生のみなさんのもとに満開の桜が咲くことを願っています。




読んでいただきありがとうございました。








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sakura
いつもありがとうございます。