おてんば娘(?)達の畑仕事
娘じゃなくて、おばさん達ですが。
先週に引き続き、管理させて頂いている梅畑に梅を収穫しにきた。
無肥料無農薬、おまけに素人なので、剪定方法も分からず、
育った梅は黒い斑点がたくさんある。
きれいな梅を作るには、年間7回ほどの、消毒殺菌が必要なのだそうだ。
黒い斑点があると、梅干しにしても、斑点の部分が硬くなって、美味しい梅干しにならないと、畑を貸してくれている師匠は言う。
実家の母は、毎年梅干しを大量につける、私の子供はおばあちゃんがつけた梅干しが好きだ。毎年嬉しそうに、空き瓶に梅干しを詰めて持って帰る。
「おばあちゃんが作った梅干しを食べたら、売ってるのは食べられない。」
孫が喜んでくれる。それが母のモチベーションになっていて、毎年梅干しをつけている。
これが、いい塩加減なのだ。
その母に、この梅で梅干しをつけてもらおうと思ったが斑点があっちゃねー。ダメだよね?
と、母にお伺いをたてたら、
「傷んでないんでしょ?大丈夫よ、送って。
どのくらいあるの?」
と言うので、2キロぐらいかなぁ、と言うと
「それじゃ、足りないじゃない!」
と、おっしゃるので、
また収穫だ。
ゆりさん親子もお誘いした。
手の届くところだけでは足りないので、木に登る。
Yさんは木登り得意、といって上の方へ登っていく。
青い空に、梅の木の緑が生えて
おてんばおばさんが、梅をとる。
梅がたくさん付いた枝を、枝ごと切る。
私が受け取る。
ゆりさん親子が、そこから梅をもいで、袋に入れる。
たまに、梅が上から頭の上に落ちて来る。
結構痛いよ!
楽しそうに梅の実リレーをしていると、
ゆりさんのお子様が、木に登りたいと言ってくる。
ちょこんと枝に乗せてあげると、ご機嫌だ。
3人で、10キロ近くの梅を収穫して、畑に向かう。
今日の畑ランチはホットサンド。
そこへお約束通り、畑の師匠がびわを持って現れた。
ビニールの袋にたくさん。
採れたてのびわは、いい香りを放っている。
甘いもの、まだ色が薄いのは酸味が強い、どれも美味しい。
ゆりさんのお子様は、人生初めてのびわ。
いたくお気に入りで、何度も「もっと!」
とせがんでたくさん食べた。
その姿が可愛くて、釘づけで、ホットサンドの写真がない。
びわの写真もないのだけど(笑)
お腹いっぱい食べた後は畑仕事。今日は草刈りがメイン。
広〜い畑、こんなに使えるのかと思っていたけど、3年すると、いろいろ作りたいものが増えるもので、もっと畑を広げたくなった。
害獣除けに柵をしているが、その外側をお花畑にしよう!
と、おてんばおばさん達は、
耕作放棄して、ススキが生い茂ってしまったところを草刈機で刈ることにした。
Yさんは、
「草刈機使うの、何年ぶりかなー」
と言いながらも、草刈機を持つ姿は様になっている。
「ブォーン」と音をたてて勢いよく草を刈る。ススキの根元は手強い。何度も歯を入れながら、細かく刻む様にススキを切って倒していく。
アフターの写真がなかったので、次回撮って来たい。
このススキ達を刈り取ったスペースは意外に広い。
ここにコスモス植える?
ラベンダーを植えたい。
カモミールもいいね。
びわの種も撒いちゃう?
ベンチも作りたいなぁ。
いろいろと夢が広がっていく。
おてんばおばさん達の、農地拡張計画。(勝手に)
畑の師匠はなんて言うかな?びっくりするのか、呆れるのか?
畑仕事は楽しいなぁ。
タイガーメロン、受粉中