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本日の一曲 vol.462 ルー・ドナルドソン ウィスキーを飲む女 (Lou Donaldson: Whiskey Drinkin' Woman, 2000)
ルー・ドナルドソンさんのご冥福をお祈りいたします。1926年11月1日生まれ、2024年11月9日没、御年98歳でした。
1999年11月の豪華客船クイーン・エリザベス2号でのライブ録音からで、ルーさんのボーカルも聴ける「ウイスキー・ドリンキン・ウーマン」です。
(by R)
本日の一曲 vol.455 モヒニ・デイ エモーション (Mohini Dey: Emotion, 2023)
モヒニ・デイさんは、1996年7月20日、インド・カルカッタで生まれたベーシストです。父がセッション・ミュージシャンであり、エレクトリック・ベース・ギターを手にしたのは9歳か10歳のときで、11歳のころから演奏活動を始め、天才児と言われていました(英語版Wikipediaによる)。ベーシストとして各方面から引っ張りだこの大活躍で、日本でもB'zのサポートメンバーとして演奏していました。
2020
本日の一曲 vol.446 ポール・デズモンド 10月 (Paul Desmond: October (Outubro), 1969)
ポール・デズモンド(Paul Desmond)さんは、1924年11月25日にアメリカ・カリフォルニア・サンフランシスコで生まれたミュージシャンです。12歳のころからクラリネットの勉強を始めましたが、サンフランシスコ州立大学に入学した頃からアルトサックスに持ち替えました。1943年の大学1年生の時にアメリカ陸軍に徴兵され、第2時世界大戦後、ミュージシャンとして働き始め、1951年にピアニストのデイ
もっとみる本日の一曲 vol.442 サマラ・ジョイ (Samara Joy: Reincarnation of a Lovebird, 2024)
サマラ・ジョイさんは、1999年11月11日にアメリカ・ニューヨークで生まれたジャズ・シンガーです。2021年にセルフタイトルのデビューアルバムをリリースし、アメリカの雑誌「ジャズタイムズ(JazzTimes)」で同年の最優秀新人アーティストに選ばれました。
本日ご紹介するのは、今月2024年10月にリリースされたばかりの「ポートレート(Portrait)」から、チャールズ・ミンガス(Charl
本日の一曲 vol.434 レイヴェイ フロム・ザ・スタート (Laufey: From The Start, 2023)
レイヴェイ(Laufey, 林冰)さんは、1999年4月23日生まれのアイスランド出身のシンガーです。父はジャズ愛好家?のアイスランド人、母はクラシック・ヴァイオリニストの中国人で、双生児の姉ユーニアがいて、姉妹で幼い頃から音楽教育を受けました。2018年にレイキャビク音楽大学を卒業し、2021年にアメリカのバークレー音楽院を卒業して、現在はロサンジェルスにいるそうです。
彼女のデビューシングル
本日の一曲 vol.430 チャック・マンジョーネ フィール・ソー・グッド (Chuck Mangione: Feels So Good, 1977)
みんながテレビを観ていた時代の話です。CM(=Commercial Message)、いわゆる「コマーシャル」で使われた音楽は、みんなが無料で、しかも否が応でも聴く音楽でした。
1970年代後半はCMでいわゆるフュージョンがたくさん使われ、フュージョンを誰もが聴いているという奇妙な時代でした。本日は、その時代に使われた管楽器のフュージョンを何曲かご紹介します。
アメリカのトランペッターであるチ
本日の一曲 vol.423 サム・リヴァース バースツ (Sam Rivers: Bursts, 1974)
サム・リヴァースさんは、1923年9月25日、アメリカ・オクラホマのエル・リーノで生まれ、父親はゴスペル・ミュージシャンでした。1947年にボストンに移り、ボストン音楽院でアラン・ホヴァネス(Alan Hovhaness)さんに師事しました。
1964年の40歳のときに、マイルス・デイヴィス・クインテット(Miles Davis Quintet)の一員となり、1964年7月に行われた初の日本ツア
本日の一曲 vol.412 ショーグン ロンリー・マン (SHŌGUN: Lonely Man, 1979)
2024年9月16日、真田広之さん主演のディズニープラスの「SHOGUN 将軍」がエミー賞を受賞して話題になっています。
「SHOGUN」というと、1980年に三船敏郎さんや島田陽子さんが出演されたアメリカのドラマや、1988年から週刊少年マガジンに連載された史村翔さん原作、所十三さん作画による漫画、三菱の車などがありましたが、日本のミュージシャンによるバンドもありました。
このバンドは、日本
本日の一曲 vol.398 ハービー・ハンコック スピーク・ライク・ア・チャイルド (Herbie Hancock: Speak Like A Child, 1968)
ハービー・ハンコックさんの1968年リリースのアルバム「スピーク・ライク・ア・チャイルド」は、ハービーさんのアコースティック・ピアノ、ロン・カーター(Ron Carter)さんのベース、ミッキー・ローカー(Mickey Roker)さんのドラムに、サド・ジョーンズ(Thad Jones)のフリューゲルホーン、ピーター・フィリップス(Peter Phillips)さんのバス・トロンボーン、ジェリー・
もっとみる本日の一曲 vol.395 渡辺香津美 遠州つばめ返し (1984)
早くお元気になってください!
1984年リリースの「Mobo」から「遠州つばめ返し(Yenshu Tsubamé Gaeshi)」です。この渡辺香津美さんのアルバムは、スライ・ダンバー(Sly Dunbar)さんとロビー・シェークスピア(Robbie Shakespere)さん、マーカス・ミラー(Marcus Miller)さんとオマー・ハキム(Omar Hakim)さんのダブル・リズム隊にステ
本日の一曲 vol.390 ジョニ・ミッチェル ゴッド・マスト・ビー・ア・ブーギ・マン (Joni Mitchell: God Must Be A Boogie Man, 1979)
God Must Be A Boogie Manチャールズ・ミンガス(Charles Mingus)に捧げられた1979年リリースの「ミンガス(Mungus)」の1曲目(正確に言うと、チャールズ・ミンガスさん自身が歌に加わっているお誕生会での「ハッピー・バースデイ」が1曲目)の「ゴッド・マスト・ビー・ア・ブーギ・マン」です。ジョニ・ミッチェルさんの歌とアコースティック・ギター、ジャコ・パストリア
本日の一曲 vol.370 ジョン・ハンディ スパニッシュ・レディ (John Handy: Spanish Lady, 1966)
ジョン・ハンディさんは、1933年2月3日生まれのアメリカ・ダラス生まれのサックス奏者です。オークランドのマック・ライモンド高校を卒業した後、サンフランシスコ州立大学で音楽を学び、朝鮮戦争に従軍した後、1958年に同校を卒業、ニューヨークに移住し、ジャズ・ミュージシャンとして活動する一方、サンフランシスコ州立大学などで教鞭をとっていました。
本日ご紹介する曲は、ジョン・ハンディさんの有名なアルバ
本日の一曲 vol.358 アキコ・グレース エヴァネッセンス・オブ・サクラ (Akiko Grace: Evanescence Of Sakura, 2008)
アキコ・グレースさんは、1974年生まれの日本のジャズ・ピアニストで、東京藝術大学とバークリー音楽大学で学び、2002年にCDデビューを果たしました。
本日ご紹介するのは、アキコ・グレースさんの2008年7月にリリースされた10枚目のアルバム「Graceful Vision」の1曲目を飾るメランコリックで落ち着いた曲「Evanescence Of Sakura(桜の儚さ)」です。ベースは、196
本日の一曲 vol.346 グレン・ミラー ムーンライト・セレナーデ (Glenn Miller: Moonlight Serenade, 1938)
グレン・ミラーさんは、1904年3月1日、アメリカ合衆国アイオワ州クラリンダに生まれ、高校生の時にクラスメイトとバンドを結成、1923年にコロラド大学ボルダー校に進学しましたが、中退してニューヨークで音楽の道に進みました。ニューヨークでは、後にジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin)さんも師事したロシア出身のジョセフ・シリンガー(Joseph Schillinger)先生に師事し
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