苦手意識との向き合い方 ~楽しさとの出会いで見つけた breakthrough~
苦手なことなやりたくない、そう思いながらもそれらができている人が羨ましくて、私もできるようになったらいいな。 いつか、きっといつか苦手を克服したい。 できないという答えを出すのは簡単でした。したいという願望だけで、できるようにはならなかったのです。だってできるって確信も努力もしていなかったから。
憧れていた3つの苦手
「文章を書くのが苦手」
「泳ぐのが苦手」
「筆ペンで文字を書くのが苦手」
最低この三つはいつか喜んで体験したかったこと。できる人たちがとても楽しくやっているのを見たからです。でも、そのいつかは一体いつなんだろう?
苦手との向き合い方
文章を書くテンプレートを探してみたり、でも型にはめた文章は、どこかぎくしゃくして私の文章ではない! ・泳ぐことは、動画で泳ぐノウハウをみたけど、プールに行くと忘れちゃう、そしてこうしなければという型にはめようとする。 ・筆ペンは、私にはハードルが高くて絶対無理だと思っていました。
苦手の正体
そもそも苦手って何だろうできないと思っていること、自分には絶対無理、やらねばならないことが先に見えてしまい楽しくない。体中に緊張が走り顔も怖くなっている、苦手なものと向き合うときの自分の姿だと思います。
楽しさとの出会い
2023年~2024年にかけてこの三つの楽しいところを見つけました。ワクワクしながらやると、できないと思っていたブロックが外れていったのです。そして体中から頑張るという力みが消えていきました。
文章を書くのが苦手
「なんでもいいから書いてみて」という師匠の言葉通りにただ書き並べていったらなんかワクワクして、そして、いろんなことを思い出していきました。その時の感情までが浮かぶようになっていったのです。文法とか文字の間違いを気にせず自分の言葉を並べていくと、言葉がキラキラと輝き始めました。
泳ぐのが苦手
シュノーケルで潜った海の中で魚が気持ちよさそうに泳いでいるのをみて、こんな風に泳げたらいいなあと思いました。近所のプールに行ってマインドフルに呼吸に意識を向けると、吸う息で体が膨らむと面白いくらいに体が浮いていきました。背中を水に浮かせてただ呼吸をすると、ハワイのそよ風の中で気持ちよく浮いている自分をイメージしていたのです。泳ぎの中でも背泳ぎはぜったい無理と思っていたのですが、二か月ほどたって今では背泳ぎが楽しい時間になりました。
筆ペンで文字を書くのが苦手
「思うように書いたらいいのです」と筆ペンの先生。「先生のように上手に書けません」と何度も挫折しましたが、うまく書こうとするのを止めたとたん、楽しくペンが動くようになりました。
今の私から過去の私へ伝えたいこと
たくさんの学びの中でこの三つがスタートしたこの2年は、自分の中では大きな変化だったよね。楽しくなるともっとやりたいなと気持ちが高まり、練習も加速したはず。
苦手意識があるけど、いつかできたらいいなって思った時は、楽しさをイメージして だ つ り ょ く(脱力)することが大切だよ。苦手と友達になると、新しい扉が開いていく。未来の私は楽しんでいるのだから。