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○贅沢な時間の使い方

この間の日曜日は、日帰りの大阪出張。
人生初の大阪が仕事とは思ってもみなかったし、仕事で行くので観光はできないけれど美味しいご飯だけは絶対食べる!と息巻いて出発。


大阪に行く前日、新幹線の中で何をしようかなとるんるんで荷造りしていた。
久しぶりに厚めの本を持っていこうかな、iPadで動画を見たりアウトプットする時間にしてもいいな、手帳時間にしようかな。


結局ひとつに決められず、全部持っていくことになった。(さすがにSwitchは我慢)


今までひとりで新幹線に乗る機会があまりなく、だからこそワクワクしながら乗車。


途中の名古屋ー京都間で隣りに座ったカップルの①香水臭さ②声のデカさ③目障りなイチャつきに迷惑しつつ。(笑)


基本的には快適な新幹線時間を送った。


そして何より、この往復の時間で本を静かに集中して読めたことが満足感を高めた。

最近、まとまった時間を使って本を読めていなかったわたしにとって、とても贅沢な時間だった。

(ちなみに読んでいたのは町田その子さんの『わたしの知る花』)


そして今までは本を読む時間を贅沢な時間だと思ったことはなかったのに、そう思うようになった自分の変化に驚いた。


そう思うと、3年前と比べてアンテナの張り方がかなり変わったことを実感する。


3年前のわたしにとって本を読む時間は、かなり頑張って行うもの、究極的に暇になった時や本当に気が向いた時にのみ割く時間だった。


それが今や、できれば時間を作って行いたいもの、本一冊の中で得られる知識は全部書き留めて見返せるようにする、宝箱を漁るような時間に変わった。


自分の意識を変えるだけで、目に入る情報の質が大幅に上がる。わたしにとっての本は、まさに質の変化の代表例だ。


日々の忙しさにかまけず、きちんと良質な時間を過ごしたい。


最後に『わたしの知る花』の中で、メモにとったところをご紹介。

お前にしかない良さってのがあって、お前にしかない力もあって、そこに良さを見出す相手はきっといる。大事なのはさ、武器だよ。自分にとっての武器。

『わたしの知る花』


YouTube『カジサックチャンネル』でSixTONESの髙地くんが出ていた時も言っていた。

自分のリュックに、自分だけの武器を詰め込むんだって。

わたしにとっての武器は、諦めの悪さと物怖じせずに相手に伝える力。

これから武器にしていきたいことは、俯瞰的に物事を見る力と相手の心を動かす力。冷静と情熱の狭間の中で仕事を遂行する力。


けれどきっと3年前のわたしなら、この言葉はスルーで、話の内容に対する意見や感想だけを述べていたのだろう。
多分自分ごとに落とし込まずに。


ね、アンテナの張り方1つで情報の取捨選択の仕方やものの見方が変わったでしょう?



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桜
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