120点の営業
昨日は午前中、打ち合わせでした。
打ち合わせが思ったより早く終わり、少し遠回りして帰る途中で目に飛び込んできた花屋さん。
3月末に訪問して、フォローできていなかった会社の社長さんがお花好きってことを思い出し、お花を持って訪問することにした。
放ったらかしにしてごめんねと、その社長さんの誕生日のお祝い(と言っても、ずいぶん前なんだけど)を兼ねつつ、引き続き営業するために。
お花を買おう!と花屋さんに入ったところまでは良かったんだけど、何色のお花にしましょう?と聞かれ、困った。さすがに何色が好きかは知らないぞ。
仕方なく、送る相手は、お花が好きな男性の社長さんで、お花を手土産にしたくてとだけ伝えた。
爽やかな雰囲気で作ってくれて、お花が好きな方ならご存知なはず!と白いカーネーションに着色した青いカーネーションを入れてくれた。
放ったらかしにしてごめんねと、ずいぶん遅くなったけど誕生日のお祝いですと、お花を渡したら、『やっぱり120点の営業だな』とありがたいお言葉をいただいた。誕生日を覚えていたことも嬉しかったみたい。
私の予定では、お花とごめんね、おめでとうを言って帰るつもりだったんだけど、お客さんから何か提案持ってきたんだろう?とニヤリ。
さすがにごめんねの花渡して、しれっと提案書を出すのは、芸がないでしょ?今日は紙は持ってきてないけど、企画は動き出してるよと企画の概要を口頭で伝えた。
過去に期間限定で放送したラジオCMの反響が大きく、社長さんも気に入ってくださってて、今回も企画のスポンサーになってラジオCMを出したいよう。
そこから20秒CMの打ち合わせ。まだスポンサーになるか決まってないのに笑。
帰り際、
『今日は来てくれて嬉しかった。忘れられてなくてよかった。花屋を見て、俺が花が好きなことを思い出して、花持ってくるなんて、やっぱり120点の営業だ』
どのお客さんも満遍なく大事だけれど、フォローが行き届かないこともあるわけで。今日のお客さんにとって私は120点の営業でも、他のお客さんからしたら赤点の営業かもしれない。だからこそ120点をつけてくれるお客さんを大事にしたいんだ。