残り136日-教会に学ぶ「発信こそパワー」(145日もあれば無知無知な理系大学生でも共通テスト世界史8割いけるんじゃないか)
トライさんの映像授業では封建社会が崩壊しました。
”お金・政治・栄華”という言葉が好きな僕にとって、この時代はかなり刺さりました。
第4回十字軍におけるヴェネツィア商人の陰謀、教皇ボニファティウス8世の”憤死(憤慨しながら亡くなること)”というパワーワード、各地で自分勝手に教皇を名乗り始める教会大分裂のカオス具合などワクワクポイントは枚挙にいとまがありません。
これらワクワクポイントにつられてかトライさんも調子を上げてきました。映像授業の「中世西欧の展開5 封建社会の崩壊」では初めて授業で笑いました。個人的には神回だと思うのでぜひ見ていただきたいです。
教会の栄華
さて、今回注目したのは封建社会の成立から教会が力を持つようになった流れです。
時代は9世紀、西ヨーロッパでは封建社会が形成されます。
封建社会とはざっくり説明すると「土地貸してやるから働け」的な感じです。
この封建者社会の中では偉い人が土地を荘園として管理し、そこに住む農民を支配します。
さて、その支配の内容ですがエグいです。
タダ働きしろ(賦役)、俺の土地でもの作ったんだから生産物よこせ(貢納)、結婚するなら税払え(結婚税)、全部相続できると思うなよ(相続税)。あ、あと勝手な移動も制限するね。ついでに教会にも税を治めてね(十分の一税)。
やり過ぎです。
さて、こんな社会の中徐々に力を付けてきたのが教会です。
教会は村落ごとにそれぞれ設置されキリスト教の教えを広めていき、全盛期には皇帝ハインリヒ4世の政策にキレてキリスト教を破門にし皇帝に”ごめんなさい”をさせる(カノッサの屈辱)など教会が勢いと調子に乗りまくっていきます。
発信こそパワー
ここで僕が注目したのは「なぜ教会がここまで力を付けたのか」ということです。
軽くインターネットや文献を探しても明確にこれが要因!といっているものを見つけられなかった(そんな簡単に言えることではないということだと思います)ので、僕なりに理由を考えてみました。
教会が力を手に入れた理由、それは「情報を握っていた」からではないでしょうか(繰り返しますが僕の勝手な考察です)。
先ほども紹介したように荘園に住む農民はには移動の制限がありました。さらに教会はあちらこちらにあります。
電話もスマホもない時代、情報を発信できた教会は人々の思想を掌握し力を手に入れたのではないかと思います。
情報を司るというのは物凄いパワーを持っているんですよ、多分。
今はみんなが教会になれる
後に教会は調子に乗りすぎて腐敗に腐敗を重ね、力を失うことになりますが「発信こそパワー」という金言は今の時代にも通じるはずです。
堀江貴文さんの著書「スマホ人生戦略」には「スマホで発信するヤツが全てを独占できる!」と書かれています。
封建社会のときとは異なり今の時代にはスマホがあります。誰でも発信ができるんです。
堀江さんは現在の日本は金余りの状態であるから、情報を発信し投資家の琴線に触れるアイデアを提供しろ!といっています。
ただ情報を集めるだけではなく、その情報を発信することこそ重要というわけですね。
と、いうわけで僕もこのようにnoteで発信をしていますが、昔の教会のようになれるのはいつになることやら…。
とにかく楽しくやっていこうと思います!
明日も見てくれると嬉しいです。
それでは
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