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残り139日-はじめての過去問(145日もあれば無知無知な理系大学生でも共通テスト世界史8割いけるんじゃないか)

(この記事は3分ほどで読み終わります)

世界史の勉強をはじめての日曜日を迎えました。

進度としては漢時代までの古代中国史まで進みました。当たり前ですが漢字が多くて困っています。

ですが今日のメインは、授業を進めることではありません。

せっかくの日曜日ですから1度過去問を解いてみようと思います。使用するのは今年行われた大学入学共通テスト世界史Bの問題です。

おそらく世界史の全範囲から見て今の進行度は10%ほどですが、敵を知り己を知れば百戦危うからず。目標の8割は当然取れませんが、どんな問題が出るかを知ったうえで学習を進めれば勉強の効率も上がるというものです。

塾講師をしていて過去問の使い方がよく分かっていない生徒さんが多い気がしていました。正直なことをいうと僕自身も高校時代間違った過去問の使い方をしていたと思います。

過去問は最初に手を付けるべきでは?

僕は高校時代、第一志望の過去問、特に直近の年のものは本番直前まで解かずにとっておいていました。最後の実力試し用と考えていたためです。

ですが今考えれば、最新の過去問は最初に行うべきだと思います。

理由は簡単で今年出た問題は来年出ないからです。

過去問を解く目的は志望校に合格するため、実力を確認するのはその次のお話です。第一、直前の力試しとして今年の過去問を解いて悲惨な点数をとったら目も当てられません。

塾講師を経験して痛感することは、入試問題には問題作成者の強いメッセージが込められていることです。

詳しくは別の機会にお話ししますが最新の過去問を最初に解くことで、そのメッセージや問題の傾向を知ることこそ過去問演習最大の利点だと思います。

過去問解いてみました

試験時間は1時間なのですが、世界史はいくら考えても知らなければ解けない問題も多く、30分ほどで解き終わってしまいました。案の定、知らない問題がほとんどでした。

さてさて結果は…

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はい、41点でした。思ったよりも高得点でビックリしました。

共通テストの世界史は4択問題が多かったので、25点くらいを予想していたのですが、なんか嬉しいですね。

今年の共通テストを解いた感想を初学者なりに書いていきます。

長い、長い世界史B

はい、というわけで解いてみた感想ですが

長いです、とにかく長いです。

まだセンター試験の過去問を解いていないので比較はできませんが、現代文の問題と見まがうくらい資料が多いです。

入試改革にともないやたらと思考力、表現力などが声高に叫ばれていましたが、問題作成者の

「単語覚えるだけじゃ点あげませんよ。ちったぁ考えてくださいね」

というメッセージを感じました。

ですがこれは裏返せば、思考力等が十分に備わっていれば多少知識が足りなくてもなんとかなるということではないでしょうか。

実際、資料をしっかり読めば知識がなくても解答可能な問題がいくつかありました。

ですから今後の世界史を勉強するうえで大切なことは物語を理解することだと思いました。

例えば、ヘレニズム文化はミロのヴィーナスが有名のように1対1で覚えるのではなく、ヘレニズム文化がどのようにして生まれたのか、ヘレニズム文化歴史的な位置づけはどうなっているのかなんてことを意識するといいのかなと思いました。

それと、ヨコのつながりをおさえることが必要だと思いました。

横のつながりとはある時代に世界では何が起こったのかということです。これに対して1つの地域で何が起こったのかをタテの繋がりと呼んでいます。

多くのテキストがタテの繋がりで書かれている以上、ヨコの繋がりは意識的に学習しないと身に付きにくいと思いました。


今回の過去問演習で自分なりにいろいろ学べたと思います。この調子で頑張っていきましょう!

次回も記事を読んでいただけると嬉しいです。

それでは





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