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休職は自分の人生を歩いている証

こんにちは!
20記事目を書いて、ブログが楽しくなってきた「さきしま」です。
(記念すべき20記事目は気合い入ってます!)

今日は「休職は自分の人生を歩いている証」という内容でお話しできればと思います。

休職をしている方、考えている方が初めてこれを聞いた時、
「????」
「休職が自分の人生を歩いている?」
「どういうこと?私はこんなに苦しんでいるのに?」
と思ってしまう方もいるかもしれません。

大丈夫です。順を追って話します。笑
なのでちょっとだけ時間をください。
この記事を読んだ後(3分後)、なるほど、そういう考えもあるなと思って頂ければ嬉しいのです。

それではいきましょう!
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●一般的な休職のイメージ

休職(立ちどまる事)については多くの方がマイナスイメージをお持ちだと思います。

私自身もそうでした。
・キャリア人生から降りる
・他人から同情される
・世間に対して惨め

このような考えから休職を申し出ることなかなか出来ずにいました。

なんとか休職期間に入った後もしばらくはそれらのマイナスイメージと戦う日々でした。

そんな気持ちが上がらない時、ある友人からこんな言葉をもらいました。

「今のあなたは多くの人が怖がって歩けない、自分の人生を歩いているよ」

どういうことなのでしょうか。

●「判断」とは選ばなかった方を捨てる行動

私たちを取り巻く環境は目まぐるしく変わっています。

昨日までの常識やルールはコロナウイルスという世界を巻き込む変化で大きく変わりました。

でもそれはコロナウイルスという分かりやすく大きな話だけではありません。
身近においても昔から今までそして未来もそうです。
仕事の事、学校の事、家庭の事、パートナーの事、友人の事、健康の事。
昨日と全く同じ今日を過ごせることはなく、良い変化もあれば悪い変化もあります。

それは客観的には同じ変化であっても、捉え方は人それぞれの変化です。

その中で多くの人はその「変化」をできるだけ実感しないようにして生きています。
なぜなら、変化は私たちに「判断」を要求するからです。

判断は何かを選ぶ一方で「選ばなかった何かを捨てる行動」です。

・就職でA社を選ぶのはB社へ入社しない行動
・進学でA校に入るのはB校に入学しない行動
・Aと付き合うのはBとは付き合わないという行動
・A案でプロジェクトを進めるのは、他のB案で進めないという行動
・ポテチを食べるのは一時の快楽を満たして、健康を選ばない行動

今まで慣れ親しんだ何かを捨てる、考えを捨てる、習慣を捨てるのはとても勇気のいる行動です。
だからこそ人は判断を嫌がります。

●立ち止まることを選べない多くの人

そしてこれは「休職」というテーマにとっても同じだと思っています。

多くの人がとても辛いこと、とても嫌なことに対して
「みんな頑張っているんだ」
「やらないと怒られる」
「働いていることが常識なんだ」
「未来の為の経験なんだ」
と考えて、無理をして自分の気持ちを押し殺して働き続けることを選んでいます。

つまりは「みんなの目」「会社の目」「世間の常識」というものを選んで生きている。

ではその時に選ばなかった方(捨てているもの)は何か。

それは「今を生きる自分」です。

普段そこまで重く考える人はあまりいないでしょう。

でも実際に多くの人が、現状の違和感を無視する自分を選んで、今を生きる自分を捨てて日々生きていると言えないでしょうか。

●休職を選べた人は「自分の人生を生きている」


そう考えると、
多くの人が変化を嫌がって自分に嘘をついて働いている中で「立ち止まること(休職)」を選んだ人は「今の自分を選んだ人」です。

社会の常識に振り回されずに、他人の目に関係なく、自分を大切にできた人。

それが「立ち止まること(休職)」を選べたあなたなのです。

しかし、もちろん悩みはゼロではありません。
「立ち止まること(自分の人生)」を選んで「今の環境で働き続けること(他人の目や常識)」を捨てているからです。
※ここでの常識とはみんなと同じ行動(選んでいる行動)とします。

何も捨てずに全てを選ぶことはできません。
その中で「自分」を選べたあなたはきちんと前に進めていると思います。

●まとめ

「今のあなたは多くの人が怖がって歩けない、自分の人生を歩いているよ」

この言葉の意味がわかった時、私はとても気持ちがスッキリしました。

決してダメな選択をしたわけではなく、自分を大事にできたんだ。

それも多くの人が無視してることを。

少し誇らしくさえ思いました。

この気持ちや考えが休職している人、休職を考えている人の支えになれば嬉しいです。

ではまた!

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