休職3ヶ月目の今考えていること
こんにちは!
フライパンで作る出来立てのポップコーンにハマっている「さきしま」です。
今日は私自身が「休職中の今、考えていること」ついてお話しできればと思います。
絶賛自分語り回になるので興味ない人もいるかもしれませんが、誰かの生き方や休職中のヒント、共感になれば嬉しいです。
それではいきましょー!
●休職3ヶ月目の今の心境
6月下旬から休職が始まり、はや2ヶ月半が経ちました。
思ったより早いなーというのが正直な感想です。
休職初期は今まで休めなかった分も含めて自分をしっかり休めるぞ!と意気込んでいました。散歩をしたり、見たかった海外ドラマや漫画を見たり、スーパー銭湯に1日中いたり、クリニックに通ったり、北海道に1週間程旅に出たり、思いつく限りの休憩を過ごしました。
すると徐々に自分の感情が戻って物事を考えられるようになってきました。
また休職前は寝付きが悪かったのですが、今はしっかり寝れるようになりました!
#わかりやすい男
↓写真は北海道のとある廃校舎
そのように休職前の不安が和らいだ休職初期でしたが、2ヶ月目に入る辺りから別の不安が襲ってきました。
正体は「前に進んでいないという焦り」です。
周囲の人々が日々働いている中で自分は置いていかれているのではないか。
社会に貢献できていない自分の今に存在価値はあるのだろうか。
仕事に復帰しても前のように働けるのだろうか。
そう考えると「仕事」というものが、社会に帰属/貢献しているという安心感、自分という存在の効能感をもたらしてくれていたんだなと実感しました。
仕事の持つ別の一面がわかったような気がしました。
では自分らしくいながら、仕事で社会と繋がり、安心感を得るためにはどうすれば良いのか。
それは今の仕事に復職したとして、解決されるのか。
そもそも自分は何をして、どう社会と繋がりたいのか。
そのようなことを考えるようになりました。
●復職をどう考えるか
元々、6月末にもらった産業医からの診断書では2ヶ月の休職となっていて9月1日からの復職の予定でした。
しかし、復職へ気持ちの整理がつかず、結局、産業医との面談の中で1ヶ月の延長を希望しました。
正直に言えば、不眠や食欲不足、日常の倦怠感等の体調面の不安は無くなっていて、メンタルも落ち着いてきていたので、戻って働けたとは思います。
しかし、自分の気持ちを尊重しました。
目に見える安心感(働いている、頑張っている)を優先して自分の気持ちに嘘をついて本質的な安心(自分の人生)から逃げるよりも、休職を機会にしっかり考えることを大切にしました。
もうこうなったら会社の許す限り、傷病手当金期間(最大1年6ヶ月)が許す限り、立ち止まって考えよう!
この休職を人生最大のターニングポイントにしてやろうと考えました。
↓写真はブログのタイトル画
ブログ→ターニングポイント研究所
●今、興味がある『地方での暮らし』
そのような中で浮かんできたのは「地方(地元)での暮らし」でした。
大学卒業から地元を出て都会で暮らしてきた私は地元に帰ることを正直恥ずかしいことだと感じていました。
高校卒業当時、就職活動当時の何も持っていない私にとっては地方は何もない場所だと考えていたのかもしれません。
しかし、あれから年を取って、様々なことを経験した私に取って、人生における優先順位が変わってきました。
今の私は「他人に見られる自分」よりも「自分の気持ちを大切にすること、やりたいことに向かう自分」を大切にしています。
その時に暮らす場所は関係ありませんでした。
大好きだった人が守ってきたもの(庭、畑)を守りたいな。
自分の気持ちがより素直になれる場所に行きたいな。
それが私にとっては地元熊本でした。
↓熊本の祖父の庭
それからは地元という場所を意識し始めました。
どんな仕事があるのか。
移住者はどんな暮らしをしているのか。
自分が大切にしたいものはどう実現できるのか。
考えているととてもワクワクします。
今までかっこよくないものとして考えることを止めていた気持ちが自分の中にあったことにようやく気がつきました。
●地方移住に向けてやっていること
ということで現在は地方移住についての調査を進めています。
移住に関する本や雑誌を読んだり、移住者の声を聞いたり、オンラインの地方移住セミナーに参加してみたり、意識をすればたくさんの情報があります。
また東京では有楽町にNPO法人が運営する「ふるさと回帰支援センター」というものがあり、都道府県の具体的な情報を発信しています。希望があれば地域の担当者に直接話を聞くことができます。
就職支援、住居支援、自治体の金銭的な支援制度等たくさんの情報を網羅的に知ることができるので移住を考えている方は一度行ってみることをお勧めします!
ネットでは手に入らない情報があると思いますよ!
●地方での就職事情
地方移住の情報を得ると同時に仕事についても具体的に探し始めています。
主に大手人材サイト、地方の人材会社、ハローワーク、行政の案内等を見ています。
大手病だった私はハローワークに今まで変な偏見があって利用していませんでした。
地方の会社は大手人材サイトに登録するまでの規模がないので、よく掲載無料のハローワークを使っています。地方の優良企業が堂々と載っていて(大手人材サイトよりハローワークの優先順位が高い会社もある)、偏見を悔い改めました。ハローワークはすごい!
また各自治体が募集する「地域おこし協力隊」も一度見てみた方が良いかと思います!
期間限定ではありますが、地域貢献に関する事業を自治体が募集している制度です。お給料もしっかり出て、自治体によっては住居や車等もサポートしてくれます。その他、地域とのつながりも含めてスムーズに地域移住に入る機会を提供してくれています。
地域貢献、地域との繋がりを求める方にとってはとても良い制度だと思います!
地域おこし協力隊/ニッポン移住・交流ナビJOIN
※こちらのサイトに載っていない地域もあるので、詳細は希望の自治体のHP等もチェックされると良いです!
地方での仕事は正直にいえば、都心から戻ってくる方にとって給与や福利厚生等の待遇面は決してよくはないと思います。
副業禁止、リモートNGなどの会社も多く、紙面で見る上では窮屈に感じることはあるかもしれません。
しかし、働いている人の話を聞けばそんなにネガティブでもない気がします。
(地方は生活コストが掛からなかったり、そもそもの自治体の福利厚生が手厚かったり!)
最後は自分の人生において大切にすべきものとの比較になってきますね。
私は自分の大切なものが「自分の気持ちに正直な暮らし」なので待遇面はそこまで気になりませんでした!
●まとめ
今回は休職後2ヶ月経って今考えていることを書いてみました。
仕事ができていない焦りはありますが、自分の大切にしたいことが整理できて、具体的な行動もできているので今はこれで良いかなと思っています。
「休職はキャリアのストップ」と考えたいた休職前とは大きく心境が変わりました。
立ち止まること(休職)は怖いけど、自分の人生を考える上でとても大きな意義があるなと身を持って感じている今日この頃です。
これからも休職の意義や捉え方についnoteやブログから発信を続けたいと思います!
皆さんどうぞよろしくお願いします!
それではまたー!
ブログ→ターニングポイント研究所
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