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【カウンセリング体験談】仕事が辛い。いろんな人に相談することにしました③地元のカウンセリング室編

こんにちは。みずゆきです。

仕事がつらくて憂鬱な毎日を過ごしている毎日を打破するべくいろんな人に相談をしまくっています。今悩んでる人、つらいと思っている人の参考に少しでもなればよいなと思います。

※カウンセリングを受けようと思った背景はマガジンでまとめています。

noteに軽く書いているように見えますが、息をしたり声を出すのでさえ結構つらい状態も多々あるので…いまつらい人、頑張りましょうね…

昨日は企業内カウンセラーの方へ相談しました。今日は、地元の町のカウンセリング室に行ってきたので、その体験談を。

正直カウンセリングって私にとっては非常に高いのですが、それでもカウンセラーってそれだけ、それ以上の価値を提供してくれるのかもしれないと思うほど、プロのカウンセラーの方はすごかった…

カウンセリングの予約

まずは予約の話を。地元で通いやすいところにカウンセリング室はないかしらと、つらかった夜に突発的にネット検索。駅から近くてサイトからなんとなく雰囲気がよさそうだったところの問い合わせフォームに最短でお願いできる日がないか問い合わせしました。

次の日メールが返ってきて、候補日をくれたので、希望の日を連絡しました。

入室~はじめの30分の会話
とにかく悩みのキーワードをぶちまける。

企業内カウンセラーの方には「仕事がつらい」としか話せなかったのですが、(どうしても企業内カウンセラーというと会社の話しなきゃとおもってしまってた感…カウンセリングでも妙なところが気になってしまう…)カウンセリングの方にはざっくり「人生と日々がつらい」といった話からすることができました。※カウンセリング時間は45分

カウンセラー「カウンセリングを通してこうしたい、といった希望はありますか?」
みずゆき「何がつらくて、どうしたら楽になるのかが知りたいです。何がつらいのか自分でもよくわかっていないので、まずはそこを整理するというところが目標です」
カ「つらさがご自分でもわからないということだったので、バラバラでもいいのでつらさを感じるときのキーワードを教えてくれますか?」
み「自己肯定感が低い、不安感、プレッシャー、仕事のやる気が出ない、無力感、現実感のなさ、申し訳なさ、動悸、会社に対する自分の異物感、なにか違和感、頭の中がぺったんこな感じ…思考が絡まって自由に動けなくて何かに邪魔されている感じ、あと眠れないとか、悲しいとか、物忘れや忘れ物もすごいです」(なんかもっと言った気がするけど思い出せない)

もうすでにこれで膨大な情報量を渡している気がしたのですが、カウンセラーの方、適度にキーワードをピックアップしていきながらそれがいつごろから出てきた感情なのかを聞いてきます。

み「大学の3年頃から。周囲に対する違和感みたいなのは幼稚園の頃から。」
カ「大学3年生の頃はどんな様子だったか聞かせてもらってもいいですか?」
み「いろいろなことが重なって、とにかく辛かったんです。ずっと泣いてたり、体が重くて動けなかったり。大学の教室が怖くて泣き出したこともありました。おかしいと思ってカウンセリングを受けましたが、そのときはインナーチャイルドのヒーリングみたいなのを受けた気がします」
カ「そのときのカウンセリングの内容を聞かせて頂いてもいいですか?」
み「なんの悩みでカウンセリングを受けたかは忘れましたが、小学生のころ、母親と祖母の仲が悪くて、母親から愚痴をずっと聞いていたのが悩みの原因だったねという内容だったような気がします。でも、母親は私に愚痴を言うしか発散方法がないと子どもながらにわかっていたので、母親の気持ちを思うと我慢するしかなくて…結局自分の内面に触れるのが怖くて、すぐにカウンセリングはやめてしまいましたが…」

文字量からもわかるとおり、ほとんど私が喋っている状態。こんな状態、普段じゃあり得ないのですが、カウンセラーさん、すごく優しい声と雰囲気でどんどん言葉を引き出してくれます…

30分〜45分
カウンセラーさん、私の悩みの原因や様子が分かっていた…

本当はもっと色々話しているのですが、ピックアップして記載します。

カ「大学生のときに体の不調があったということですが、どの時期だったでしょうか?」
み「大学3年の後半〜4年くらいだったかと。学生団体で代表をやって、そのタイミングあたりでした。いろんな人の意見を取り入れて、なにが正しいのか、自分はなにを選ぶべきか、決めるのが大変でした。団体の関係者との調整も…」

ここでカウンセラーさん、全て繋がったようでした。(私は全くわかってなかったけど)

カ「幼い頃から相手の感情を取り入れる習慣があったのですね。相手の感情に覆い被さられたり、揺れ動かされたりして、自分の本当の感情はいったん横に置いておく習慣があったのですね。
だから、自分の感情がどんどん遠くなっているのではないでしょうか。やる気がない、現実感がない、思考が平面的になっていると感じるのは、そのせいかもしれません。
感情が遠くなって、どこに自分が立っているのか、足元がおぼつかなく現実感がない感覚は、もしかしたら不安感にもつながっているかもしれません。
それに、大学生のときに代表をやった経験は、本当に大変だったんじゃないでしょうか?
代表って、みんなの意見はおいといて、「あなたが」どうするのかを求められますもんね。
相当なストレスだったと思います。

そして、自分がストレスに思ったこと、もやもやとしたことも、横に一旦置いておくようにしているのではないでしょうか。置いたままで、それを解消する方法がないのだと思います。方法を、きっと知らないのですね

自分と相手は別であること(自他境界)も曖昧かもしれませんから、そこもわかるようにする必要があるかもしれません。」

なんだか文字にすると簡単な話に聞こえますが、カウンセラーさんがまとめで言ったこの話は、私は全く自覚がなく、ハッとさせられました。

たしかにたしかに、私は自他境界がとんでもなく曖昧だと思います。
人の悩み事を聞いて、自分も気分悪くなるくらいなので。

私が言った悩みのキーワード、不安感とかやる気がないとか…まさか全部、「自分の感情が他の人の感情に脅かされて自分がわからなくなっている」ことから始まっている可能性があるとも全然思っていませんでした。

加えて感じたストレスを自分の中に持ったまま、それを解消する方法が分かってなかったのですね…

しかもそれも幼稚園から。ということは、ほぼ、生まれてこのかた。
日々感じていたストレスやモヤモヤ、嫌な気持ちを解消できないまま24歳を迎えてしまった…

それが重なりに重なって、今、辛さが前面に出ているのではということでした。

うーん…すごいその通りな気がする…

いつもストレスを感じても自分の中に抱え込んで嫌な気持ちが薄まっていくのを待ってたんですが、薄まってたんじゃなくてちゃんと積み上げてたんですね...

なので、自分の気持ちに気づけるようにすること。そして、ストレスを感じても解消できるようにすること。そういう思考の方法や認知を身につけること。
カウンセリングを通して私がまず達成すべきなのはここなのではないかと思いました。

カウンセリングを終えて、お金の話

ここから若干生々しくもなりますが、カウンセリング終了後、このカウンセリング(セッション)を継続するかどうかか聞かれます。

ここでなんと契約書が登場。カウンセリングを継続するには続けますという意思表示と、その場合の注意事項に同意する契約書を記載します。

ご存知の方も多いかもしれませんが、カウンセリングって欧米の文化なので契約書を交わすのがデフォルトなんですよね。

契約書の内容を読み合わせしていくと、なんと4か月の継続カウンセリング契約で計15万になることが判明……高い。

けど、ここまでの技術を持った人が、たった15万で私の人生を変える手伝いをしてくれると思うと、高いとは感じなくなりました。

そして、4か月の継続セッションを契約することにしました。
そろそろ本当に、自分の認知を変えて、楽に生きられるようになります。

まとめ

仕事が辛いというテーマからカウンセリングに挑んだけど、仕事に問題があるんじゃなくて、私のもっともっと奥深いところに問題がありそうだった。変えるべきところが。 

いやー…不安感とかお腹痛いとか絶対仕事から来てると思ったけど、仕事したくないっていうのも内面的な問題の二次障害だったかもなあ……

総じて思うのは、プロのカウンセラーさんってやっぱりすごいです。
話しやすいですし、安心感もあります…あと私は、〇〇なんですよね?って言われてそれが外れていたら、結構心のシャッターを閉めちゃうタイプなのですが、今回の方はそういうふうにはならなかった。

あと、私に精神疾患や発達障害などがないか、エピソードを聞く中ですごく注意して探してくれていたように思いました。
(あ、この質問をするってことは、私に離人感や現実感消失症がないかどうか探ってるんだな…などと何か疾病がないか確認するための質問がちらほら。さすがです…)

それに、HSPの方なら人の悩みを45分聞き続けるとか絶対無理じゃないですか?

聞き続けた上、あなたはここをすっきりさせれば楽になりますよ、まで言えるなんて…

頭フル回転ですよ。これは相当なスキルが必要です。やっぱりカウンセリング料の相場が1万近いのは当然ですね。

あとすこしへぇー!と思ったのは、臨床心理士って持ってるクライアントの情報を心理士同士で交換するらしいです。もちろん個人が特定できない形で。

それでセッションの方法などが心理士一人の考えに偏ったりしないよう、意見交換をするのだそうです。そういう文化だそうで。知らなかった…世の中知らないことばかりだな…

さて今後も、カウンセリングの様子をnoteに記していこうと思います。
自分の内面と向き合うのは本当に辛いけど…

頑張りましょう。ただよりよく生きたいだけなんです。

また次回。

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