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海賊王にならなくても

やりたいことがわからない

「やりたいことがわからない」という人、結構いると思うのですが、
私もやりたいことがわからない歴が結構長かった。
今も果たしてわかっているのかどうか(笑)

やはり、やりたいことが明確な人がとてもうらやましい!

「海賊王におれはなる!」とはっきり言えちゃうルフィはすごい。
(ワンピースの映画をみるとボロ泣きします。)

小さい頃って「大きくなったら〇〇になりたい!」ってあると思うんですが、私は一切そういうものがなく、卒業文集に「将来の夢」とかいう欄があると真面目だったので真剣に困っていたんですよね。(一応書いたと思うけど覚えてない)

でもやりたいことがわからない、とあまり落ち込まなくても大丈夫だよな、今はそんな感じでいます。

天職を探し続けて転職を重ねた結果

おそらく普通の人より転職をした数は多いと思います。転職は結構エネルギーがいるから自分でもよくやるなぁと今では思います。

「やりたいことがわからない」ことで、結局は自分が何者で、何をすればよいのかを知りたくてもがいたことが、結局今の仕事やライフワークになっているので、それが良かったことの一つ。

でも「これが私の天職なのよ!」と雷が落ちたようなお告げがあるという感覚はまるでないです(笑)でも何かを焦って探すようなことはなくなりました。

実際に今も複数の仕事をしているし。
でも自分が消耗していくと感じる仕事はしなくなった。

昔の私の傾向

おそらく、私の場合は、職業というより、働き方とか環境が自分にあっていること、そこから得られる感覚(満足感)がまず大事だったのだけど、
若い頃に、

「大きな安定した企業に勤めて、そこでバリバリ出世していこう」

と思っていて、そのあとは、

「いやもっとお給料のいい会社に転職しよう!」

と思うようになった。

今思えば一番自分にあっていない働き方だったと思う。今は世の中的にちょっと変わってきたと思うけど、当時はそれを望む人も多いし、自分でも全く疑問に思わなかったのだけど。

失敗を重ねてわかったこと

一般的に言われている成功(とまではいかなくても)や、こうだったら認めてもらえる、みたいな考え方は、そもそも自分の思い込みもあるし、目指す方向がわかりやすいけど必ずしも自分にあっているとは限らない。

ちなみに、別に大きな会社が合わないというわけではなくて、その中でも合う仕事ってあったと思います。私が自分の性質を大きく勘違いしていたことが原因だったんですよね。

後々わかったことですが、私は

「たくさんの人の中で働くことが苦手」
「人との調整に気を使いすぎて疲れる」
「管理職とかマネジメントすることに興味がない」らしく

できたら一人または少人数でコツコツとやっていく仕事がいい

ということに気づくのに15年くらいかかっちゃったんですよ。
ああ、時間よ戻れ!

確かに25人くらいの小さな外資系の会社で社内翻訳でコツコツとマニュアルを翻訳したり、マーケティング用の印刷物を作ったりしてDTPソフトの前に一日中いた時、結構楽しかったと思う。(実は一番長くお世話になったかもしれない)
当時は「英語を仕事にしたい✨」という気持ちがあったけれど、この仕事の仕方とか環境や、何かをデザインしたり何かをコツコツ作ることが楽しかったんだと思う。
そしてこの時がサラリーマン時代で実はびっくりするほどお給料が良かった。(なんで辞めちゃったんでしょうね〜)
アメリカのニューヨークの近くの街で5週間研修させてもらったり、出張もあっていろんな経験もできた。
基本は一人部署だったので、出世とかないし、変な競争もない、それでもいいんだなって思うきっかけになったかも。

職業というよりかはどんな状態が自分に合っているかも大事

「やりたいことがわからない」とき、まずは「ありたい状態とか環境」を選んでみて、「自分が得たい感覚や満足感」が生まれるかをみてみるのもいいかもしれないと若い頃の自分に伝えたい・・・

周りがどうこう、ではなく、自分がどうしたいか。をまずは大切に。

ありたい自分へ現実的な一歩を踏み出すには、まずは今、自分がどうしたいかを知ることから✨


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