決断を鈍らせる意外な盲点。
何かを決める時、迷う理由の一つに、そもそも「自分がどうしたいのかわからない」という場合があります。
「え、そんなことってある?」
と思う人もいるかもしれませんが、結構このパターン、多いんじゃないかと思います。私は完全にこのパターンでした。
「ちょっと困っているんだけど、どうしたらいいだろう?」
と人に聞くことはあっても、同じように、
「ちょっと困ったなぁ、私、どうしたい?」
って自分に聞く人、案外少ないと思うんですよ。
そして「こうした方がいいに決まってる」と思ったとしても、それは「本当に自分がそう思っている」とは限らない。
上司はきっとこう言うだろう、
チームのメンバーは?
家族は?
というのが先にくるタイプの場合は、
「自分は?」という選択肢がそもそもなかったりする。
そしてそのことに気づかない。
深く深く、海の底、地の底に埋もれてしまっているわけです。
自分がどうしたいのかが明確であれば、たとえ自分の思いと異なる選択をしても、他の要素や他の人の意見、状況から、
「自分はこうしたいけど、今回はこういう理由で、他の人の意見を尊重した決定をする」
という選択があるわけです。
「周りがこう言うから」
「一般的に考えるとそうだから」
と決めることも多いかと思いますが、後からなぜかスッキリしなかったり、うまくいかなかった時に「あの人がそう言ったから」と誰かのせいにしてしまったり・・・
そして何より「そもそも自分の意見を聞いてあげていない」ということが、のちのち、大きなストレスになり得ます。(私の場合はそうでした。自分自身に恨まれるという感じ。これ、とても厄介です。)
我慢、だとまだ「先に自分の希望があって、それを我慢している」意識がありますが、そもそも自分の意見はないものとされている場合は、我慢ではなく無視に近いと思うんです。
なのでちゃんと自分の意見も聞いてあげてくださいね。
「自分の声に耳を傾ける」のに、マインドフルネスセッション、おすすめです。
・考えをまとめたい
・誰にも邪魔されず、冷静に考える時間を持ちたい
・本当は自分がどうしたいか確認したい
そんな時にぜひどうぞ✨