特許翻訳について調べてみました。
「翻訳」や「英語」などのキーワード検索で求人を見ていると特許翻訳のお仕事が出てくることがよくあります。難しそうなイメージがあるので今までは流していたのですが、未経験でも大丈夫なところが多かったため、ダメ元で応募してみました。
応募したのはいいものの、特許翻訳についてよく知らないので、調べてみました!
上記のページが最初に出てきたのでこちらを見てみました。
やはり素人にはかなり難しそう…。
ランサムはなさんのYouTubeで特許翻訳翻訳者の方をゲストにお迎えしている回があったのでこちらも見てみました!
ゲストは株式会社Cygnapia代表、特許翻訳者の糸目慈樹さん。memoQのソリューションエンジニアとしても活動されているそうです。
今の会社を設立する前は、大阪の特許翻訳事務所でインハウスの特許翻訳者をされていたそうです!特許翻訳者になりたかったというわけではなく、正社員の仕事を探していて「語学以外に無い」と思い特許翻訳を仕事にすることにしたそうです。
はなさんは特許翻訳が苦手だそう!はなさんでも苦手なものを私にできるのか?!と不安になりました(笑)
◆特許書類を翻訳するにはかなりの集中力が必要!!
特許の文章は書き方が特殊でページ数が多く、文字も小さいらしいです…。
糸目さんは日→英の翻訳をされているそう。
日本の会社の特許を海外にも出していくので、普通は特許翻訳は日英しかないのかな。日英も得意ではないので私には向いていないのかも…。(でも、日英も勉強してできるようになりたい!)
糸目さんは、今でも毎回案件が来る度に新しい挑戦だと思ってお仕事をされているそうです!フリーランスになると多種多様な案件が来るので逆に今までよりもハードルが上がったそう。
まだ世に出ていない、今までに無かった概念=発明なので、定訳が無いことも日常茶飯事!定訳が見当たらない場合は訳語をひねり出さなければならないため、技術文書でもクリエイティビティが求められる所もあるそうです。
機械翻訳を使うこともあるけれど(クライアントの方が機械翻訳にかけて持ってきた場合など)、使えずに一からやり直すこともあるらしいです!機械翻訳は昔よりは優秀にはなってきているけれど、まだまだ特許翻訳を機械だけで行うのは非常に危険が残る作業になるとのことでした。
◆翻訳において日本語は他の言語との組み合わせが悪い
機械翻訳が主に欧米で開発されているので、アジア言語があまり得意ではない。先日たまたまXで見つけた下記の投稿を思い出しました。
特許翻訳は「基本的に直訳」なので、理論上は機械翻訳と相性がいいとされているけれど、直訳すぎてよくわからないと修正をしなければならないこともある。(長文すぎると、機械翻訳にかけたときに何かが抜けてしまったり文章として破綻してしまう場合がある。)どのぐらい直訳するかは最終的には顧客や代理人の意向次第。
もう一つ別の動画を見つけたのですが、こちらでは特許翻訳は内容が秘密性のあるものなので、むしろ機械翻訳は使ってはいけないということもあるとおっしゃっていました。そのような理由から、なかなかAIに仕事を奪われることは少ないとのことでした。
ですが、2限目の動画ではDeepLを使用されていました!秘密性のない部分で英語の文章に迷ったときは使えるということなのかな。
まずは日本語を簡単な文章にしてから訳すと言うことをされていて、最終の英語もそこまで難しくないものになっていました!ちょっと希望の光が見えました(笑)
こちらの動画は4限目までありました!
まだ特許事務所に応募しただけでお仕事が決まったわけでもないのですが、特許翻訳というものがどのようなものなのかを少しでも知れてよかったです♪
Saki