コーヒーとおともの仲良きことは美しきかな
お気づきのように
信濃いものnoteは
つれづれなるままに
日暮らし 硯に向かひて
心にうつりゆく よしなしごとを
そこはかとなく書きつくった
ように見えますが
(事実ですが)
推敲の末、お蔵入りした原稿も多々あります。
しかし再度目を通してみると、そのまま蘇生させるのは難しいけれど、案としては悪くないと思えるものもあります。
「コーヒーに合う食べもの」
というテーマで書いてみたことがあります。
コーヒー好きな知人や友人に、どんな食べものがコーヒーに合うか意見を聞いて、まとめようとしました。
食べもの=ジャンル問わずあらゆる食品です。
しかし、そのうち自分が、別にコーヒーとの相性を気にしなくてもいいのじゃないか、と思いはじめたので、発展させませんでした。
こんな私はスターバックスでは働けません。
それにしても
いただいた意見は一つひとつ面白かったです。
「なごやん」
という回答がありました。
そのように答えた方は、具体例として挙げてくださっていて、他のお饅頭でもよいと仰っていますが、同感です。
私は中京圏の生まれで、なごやんは物心ついた頃から、物理的に手の届くところにありました。
その時代はまだコーヒーを知りませんでしたが、代わりに、甘いものを単独で食べる能力を有していたので、毎日のようにばくばくと消費していました。
信州でも、なごやんを買えるお店は多いと思います。バラ売りの扱いがあるスーパーマーケットは若干限られていますが、5個入はよく見かけます。
(Pascoのこと、未だにシキシマって言ってしまいます)
外の皮と中の黄身餡と、別々に食べたいお年頃の方もいらっしゃるかと思います。
両者の間に微妙な空間がありますので、そっと分離させてお楽しみください。
何と何を一緒に食べたって飲んだっていいよね、といいながらも、フードペアリングについて書かれたものを読むのは好きで、ぼちぼちと頭の片隅に吸収しています。
それを実践してみた時にはこのnoteや、店のTwitterに書かせていただいて、結果的に自分の備忘録としても役立ってくれているように思います。
とにかく舌がぼんやりしているので、試飲録含め、毒にも薬にもならない記事なのですが。
コーヒーも、そのおともたちも、広くて深い世界を私に見せてくれるのは確かです。