水曜日のご褒美/五杯目 ~ 蒼天伝 美禄 冬と寒平目のにぎり・カキフライ~
2月。如月とも呼ばれるこの季節は、
寒い冬が終わり、春に向かって万物が動き始める時期。
まだまだ寒さは厳しいけど、待ち遠しい春を思って。
水曜日のご褒美へ、いらっしゃい。
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|『水曜日のご褒美』とは
|日本酒は好きだけどあんまり知らないという
|宮城で働く会社員女子が、
|仕事終わりにちょっとふらっと、
|日本酒と料理の食べ合わせを求めて
|酒場をめぐる物語。
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新春、立春もあっという間に過ぎてもう3月。
春はそこまで来ている気がするけど、やっぱりまだまだ寒い今日このごろ。
年度末でバタバタしてる3月のご褒美ディナーは、ちょっとがんばってお寿司で乾杯。街がどんどん成長を続ける、あすと長町の「あら浜」で水曜日のご褒美を。
「あら浜」と聞いてピンと来た人は、ちょっとしたグルメさん。そう、宮城県亘理町にある、はらこ飯やほっき飯が人気の有名店「あら浜」の姉妹店。
宮城の秋の名物「はらこ飯」は全国的に有名ですが、実は「あら浜」、老舗のお寿司屋さんでもあるんです。
親方に宮城の日本酒と一緒に味わいたいと相談。その結果、今日のご褒美メニューは「おまかせにぎり5貫」をセレクト。
その日の仕入れによって日替わりでかわるおまかせ5貫。今日はいわし、ほっき、うに、マグロの赤身、そして寒平目の5貫。特に、旬の寒平目のにぎりがもう最高。
親方さんがおまかせ5貫に合わせる宮城の日本酒としておすすめしてくれたのが、気仙沼の酒蔵「男山 本店」の「蒼天伝 美禄 冬」。宮城県産のササニシキを使い、口の中に広がる優しい甘さとふくよかな味わいが特徴の日本酒です。親方さんが言うように、お魚との相性が抜群!
ただでさえ美味しいお寿司が蒼天伝 美禄 冬と合わせることで、よりふくよかな味わいにかわります。
おまかせ5貫の中でも、特に親方さんおすすめなのが、寒平目。淡白なのに旨味が強い寒平目と蒼天伝 美禄 冬の組み合わせは、もう最高。食べ合わせってこういうことなんだ、って実感できる組合わせでした。
「蒼天伝 美禄 冬」は、お寿司はもちろんですが、カキフライににもピッタリ。お寿司もカキフライも、サケニサカナの楽しさを実感させてくれる食べ合わせでした。
宮城の日本酒と宮城の肴の組み合わせ、やっぱりおいしいな、という一夜でした。
ごちそうさまでした。
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今回味わった特別な日本酒はこちら。
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