うつ病なら太陽を浴びろ?うるせぇ!の話。
タイトルを読んで字の如く。
うつ病で検索するとたくさんの記事や動画がある。
そしてそこには皆、同じような文言が並ぶ。
うつ病には太陽を浴びるのが良い。
うつ病には毎朝の散歩が良い。
うつ病には○○が、うつ病には△△が、うつ病には……。
うるせぇーーーーーー!!!!!!
知ってますけど!?
うつ病には太陽を浴びるのが良いなんて、毎朝の散歩が良いなんて、その他諸々ああだこうだと言われている事なんて、全部知っていますけど!?
やれば良いと言われてすぐに出来る・継続出来るなら、うつ病で困ってねぇんだよバーーーカ!!!
ふう……。
すっきりした。
まあ少しふざけたが、要はそう言う話だ。
太陽を浴びるのが良いと私自身言われた事がある。
論理的・科学的に良いのもきちんと確認した。
ただ言われたところで、それは調子の良い日にしか出来ないのがうつ病だ。
良いよ良いよと言われても出来なければ意味がない。
私も一応、調子の良い日には起きたら太陽を浴びるようにはしている。
だが調子の悪い日にはそんなものは出来ない。
まず布団から出たくないし動きたくないし何もしたくない。
思考はネガティブに占拠され、「太陽なんか浴びて何になるんだよクソがよ」と泣く。
そして調子が少し回復してきても、「こんなの何の意味があるんだよ。これで治るなら薬なんかこの世にねぇんだよクソがよ」と太陽を浴びなくなる。
そこから更に良くなって、調子が良い時にようやく「一応浴びとくか」と、少し太陽を浴びるようになる。
この繰り返しだ。
太陽を浴びるのが大切なのは重々承知している。
ただ、調子の悪い時はそんな事を言われても出来ないのだ。
心配してくれるのは有難いが、とりあえずで「太陽を浴びろ」「外に出ろ」「そしたら気分も良くなる」を言うのはやめてほしい。
出来るのならこちらもそうしたい。
だが出来ないのだ。
うつ病の「動けない」を甘く見ないでほしい。
動けそうなら動くので、動かないと言う事はそう言う事だと思ってほしい。
もうめんどくせぇから太陽がこいよ。