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黒澤明監督作品からビジネスを学ぶ

「七人の侍」は、黒澤明監督の代表作で、1954年に公開された日本の時代劇映画です。

世界に影響を与えた雨のシーン

ご周知の通り、今なお世界中の映画ファンに愛されている作品です。

この映画は、ハリウッドにも多大な影響を与えましたね。

1960年には七人の侍をそのままアメリカに置き換えた、米国映画の「荒野の七人」がリメイクされてこれも大ヒットしています。

その他、スターウォーズシリーズのジョージ・ルーカスやフランシス・フォード・コッポラ、スティーヴン・スピルバーグ等々、ハリウッドの名だたる監督で直接的、間接的に、黒澤作品の影響を受けていない人はいないと言っても良いほどです。

実は私も大きく影響を受けた1人です。

黒澤映画を語ったらたっぷり5時間ぐらいは語れるほどです(笑)

特に私が20代でこの映画をみて学んだことの一つに『リフレーミング(視点変更または、視点移動)』の発想があります。

『七人の侍』のワンシーンに

「おぬしなら、この村、どう攻める?」と志村喬が仲間に尋ねる何気ないシーンがあります。

この村を野武士達から守る為に雇われた浪人7人の首領役の志村喬が参謀的な仲間に言ったこの一言に私は「目から鱗」でした。

守りを考える者に、あえて攻めることを考えさせる逆転思考。

これはあらゆるビジネスでとても重要な『パースペクティブ・テイキング(視点取得)』の考え方です。

私が50年も現在の仕事一筋でこられた最大の要因は、絵の才能でも人一倍努力したわけでもなく、この「リフレーミング」と「パースペクティブ・テイキング」思考ができたからだと断言できます。

その事を日本文化を基軸に集約してお伝えしているのが

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きっと皆様のビジネスのヒントになると思います。

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成願義夫

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