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今年の振り返り、テーマはやはり”空の巣症候群”だった

 11月、例年ならカレンダーや手帳を選んでいる時期だ。
 今年はまだ買っていない
 いつも、書店に並んでいるカレンダーや手帳を見に行くのが楽しみだった。

 だいたいこの時期になると来年の予定が入ってきて、書き込む必要が出てくるのに、今年は例年のようには予定がない。
 

2024年今年の振り返り、テーマはやはり”空の巣症候群”だったと思う。


 子育て中は目の前のことに必死で、将来のことばかり考えて行動し、過去のことに後悔してばかりだった毎日。
 子どもが巣立ってからは、過去のことに一層後悔し、自分のことを考えては途方に暮れる日々。
(もっとああしてやれば良かった、こうしてやれば良かった、そうしたらこうなっていたかもしれないと)

 今年、本をたくさん読むことができた、今ちょっと読みたくないくらい。
 時間があるのでいっぱい考えたし、この機会に旅行もたくさんした

 昨年のこの時期には、両親と妹家族と私の家族10人で、両親の金婚式祝いの旅行にも行ったのだ。
 離れて暮らす長男も参加できるよう旅行先を選び、春には次男も家を出る予定だったので、このメンバーで旅行するには今しかないと計画したのだった。
 あの時行っておいて良かったな、いい思い出になっている。

 

今年、少しぼうっとしてフラフラしているのは仕方ないのかなと思っている。


 色々、この時に向けて準備しすぎたのかもしれない、子どもが巣立つまでにやっておこうと思ったことはやり切ったんだなと、今振り返っている

 今後は自分のことをやらなくちゃと、気負いすぎたのかもしれない。
 何かしなくちゃ、毎日を充実させなくちゃと焦っていた一年だったように思う。

 今までは目標があった。目標達成のためにどうするか考えて計画したり、準備したりするのは好きなんだなと知った。
 一生懸命にやり過ぎて対立したり、ぶっ倒れるのも私らしさだよなと、自分を肯定できるようになってきた。

 何がしたいとか苦手だとか、何が好きだとか嫌いだとか、自分のことを考える機会にもなった。
 大概思い通りにはいかないのだが、その原因がやり方にあるのか、環境にあるのか、本当はやりたくないからなのか、自分がどういう人間なのか、色々考えることができた。

 基本的に引きこもっていたので、周りに振り回されなかったのも良かったのかもしれない。
 「子どももいないのに毎日何やってるの?私には無理~」
という言葉には結構傷ついて焦る、私だってこのままでいいと思っているわけではない…。

 他人に振り回されない、自分を知る一年だったと思って満足しよう。
 これから、あらためて知った自分を活かしていくのは自分。

 今年、手帳はあまり使わなかったから、来年のものは買わなくていいかもしれない。
 カレンダーは買わなくては
 無料でもらえるカレンダーは嫌なんだもん、自分で選びたいんだもん。


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