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将棋ウォーズ2級から1級へ上がったときに変わったこと
将棋ウォーズ2級から1級になかなか上がれない。何を意識するべきだろうか。こういった疑問に答えます。
本記事の内容
序盤・中盤・終盤の意識
レベルに合った本を使う
楽しい範囲でやる
最後に:将棋の本 おすすめ
この記事を書いている私も同じような疑問を持っていました。3級から2級と比べて苦労した、2級から1級への昇級で感じたことを記事にしていきます。
序盤・中盤・終盤の意識
2級で停滞していた頃は、正直なところ、将棋の勉強と言えば「実戦」「詰将棋」しか頭にありませんでした。
ある時、ふと「詰将棋=終盤のトレーニング」だとすると、序盤や中盤のトレーニングには何が相当するのだろうかと思えたのが大きかったと思います。
実際のところ「序盤=定跡の学習」「中盤=次の1手、手筋」など、序盤・中盤・終盤それぞれに対応する勉強方法が用意されていました。
現在2級で伸び悩んでいる人は「詰将棋」以外の分野でも学習を意識的に行ってみるのはいかがでしょうか。
レベルに合った本を使う
序盤・中盤・終盤の意識ができたものの、どの本を使うと効果的なのか、この点でも迷いました。
色々な本を購入する中で「現代調の将棋の研究」や「盤上のフロンティア」「現代右玉のすべて」のような本をなぜか手にしてしまい、全く読み進められないことも。
受験勉強などと同様に、レベルに合った本を使う必要性を実感しました。
実際に2級の頃に使ってみて良かった本はこの記事の最後で紹介しています。
楽しい範囲でやる
本は揃ったものの、時間を確保するのが難しい上に、詰将棋も毎日やっていると飽きてきた。
こうした悩みもありました。
結論から言うと、勉強にアクセントをつけるのが良かったと思っていて、その具体例をいくつか紹介します。
道場に行ってみる
Kindle Unlimitedを使ってみる
AIを入れてみる
道場に行ってみる
近所に関西将棋会館があり、ウォーズ2級の時点で行ってみたことが刺激になりました。
対人で小学生ぐらいの子に負けたり、簡単な戦法で攻め潰されてしまうのは悔しいですが、今の自分に足りていないところが明確になった気がします。
上手な人は簡単な感想戦を行ってくれることもあり、まずは簡単にでも感想戦を行えるような大局観が必要だと思えた点も良かったです。
Kindle Unlimitedを使ってみる
Kindle Unlimitedは以前から知っていたのですが、実際に試してみることはありませんでした。
ところが、将棋の本もかなり充実しており、定額でこれだけ読めるなら2-3ヶ月はアリだなあという印象でした。
本屋で何冊も将棋の本を購入するのはちょっと、という方に大変おすすめできます。
AIを入れてみる
評価値を分析するのに、AIを使うことができたらかっこいいなあと棋力が高くないなりにも思っていたところ、プロ棋士の方がわかりやすい動画を出してくれていました。
実際にPCに入れてみると、上級者気分で将棋を振り返ることができます。
最後に:将棋の本 おすすめ
実際に色々な本を購入してみて、良かったと思うのは以下の本です。何かの参考になれば幸いです。
(リンクはAmazonのページにジャンプします。こちらから購入していただけますと、販促費が少しだけアマゾンより私の懐に入り、大変励みとなります。何卒どうぞよろしくお願い致します。)
序盤:定跡
1手ずつ解説する角換わり棒銀(四間飛車や中飛車バージョンもあります)
中盤:次の1手や手筋
寄せの手筋 200 (難しめですが、とてもためになりました)
終盤:詰将棋
5手詰ハンドブック(難しめ)
将棋の勉強法
*そのときのラインナップにもよりますが、上で紹介した本はKindle Unlimitedに含まれていることもあります。
(リンクはAmazonのページにジャンプします。このリンクから試用期間を開始していただけますと、販促費が少しだけアマゾンより私の懐に入り、大変励みとなります。何卒どうぞよろしくお願い致します。)