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なぜコラボレーションするのか?

コンサルの言葉を借りれば新たな価値の創出といったところでしょうか。ブランド×ブランドのコラボは、個のセグメントがボーダレスになりつつあることから活性化を狙ってのもの(ってどこかに書いてました)僕なんかが知っている有名ブランドでさえ、ブランド単独では注目が集められなくなってきているのが現状のようです。

①コラボレーションにもとめるものは

ちなみに、今日履いてる靴は、ニューバランスとコムデギャルソンとのコラボスニーカーです。同じ型番のものでもニューバランスのショップで買うと半額くらいです。それがコラボモデルになると15000円ほど高くなります。まったく同じものがコムデギャルソンのロゴが入るだけで価格がぐんとアップします。ファンにとってはまったくの別物であり、そこがたまらないんでしょうね。

つまり、コラボによる商品やサービスは「見たことあるもの」を使って「見たことないもの」を作る手法ってことです。

コムデギャルソンの川久保玲さんがこんなこと言ってました。

納得のいくコラボレーションは互いが持っている能力を合わせ1+1=3にすること。

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②コラボすることよりした後に意味がある

2019年4月13日と14日の2日間、沖縄北谷のアルドールで「メゼババ×アルドールwithサカエヤ」というコラボイベントを開催しました。お祭りじゃないので、しっかりとした目的があってのコラボであり、その先になにが見えるのかが重要だと思うのです。やってよかったの満足感ではなく、大事なのは次どうするか。イベント開催にあたり、東京に集まって打ち合わせしたり、メゼババの高山さんは何度も沖縄を訪れて食材探ししたり、僕は普段扱わない沖縄の牛を仕入れて手当てしたり、、すべてはイベントからなにが生まれるのかではなく、その先を想像してのコラボなのです。1+1+1=4といったところでしょうか。

アルドールの食材はほぼ沖縄県産。牛肉は僕が手当てしたものを使っていただいてます(ありがとうございます)が、産地は沖縄県産以外のものが多いです。新保が手当てした牛肉×沖縄の食材=アルドールの一皿、これもれっきとしたコラボです。40日かけて熟成した経産牛に沖縄の食材を絡ませたり、タルタルもちゃんと許可をとって提供してたりと、かなりレベルの高いことやってるんです。

③コラボじゃないでしょう

何度かシェフ×シェフのコラボ会に参加したことがあります。交代でシェフの料理がでてくるのですが、一皿目はAシェフ、2皿目はBシェフ、3皿目はAシェフといった感じです。これならそのシェフの店に行けばもっとクオリティの高い料理が食べられるはずだし、コラボする意味があるの?って感じた次第です。

④新保が手当てした牛肉×シェフ

僕もコラボはやりますが、僕は料理人ではないので、あくまでもシェフに合わせて肉を手当てすることです。普段の営業では使っていない肉を手配したり、このシェフがこの肉を使えばいったどうなるのか、とか、想像できないようなことをやることに意味を感じています。シェフにとっても新しいことはチャレンジでもあり忙しい毎日の中で邪魔くさいことではありますが、知らない方に知ってもらうチャンスでもあると思うのです。

⑤シャンカール野口×新保吉伸×上田太一郎

さて、3月6日(金)に京都のBARうえとでスパイス番長、シャンカール野口×新保吉伸のコラボをやります。ビーフキーマ、ラムカレー、ラムチョップ、タンドリーチキンなどなど。ここにうえとの上田さんがドリンクを合わせていきます。まだ何も決まっていませんが、会費は8000円(税込)ドリンクは別。12席を2回転するのか3回転にするのか。希望者が多ければ、12時~14時、16時~16時、19時~21時、のような感じで考えています。まだ正式な募集はしていませんがご興味ある方がいらっしゃいましたらご一報ください。







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