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何のための「いらっしゃいませ」?
先日、うちのお店の近所にOPENした急拡大中の寿司居酒屋チェーン店へ。
オープン当初はよく流行っていた、このお店。
最近は落ち着いた、なんて話をよく聞いていた。
僕が行ったのは、20時過ぎ。
いわゆるピーク時間帯やけど客足はまばら。僕を除いて3組。
スタッフさんはホールで4名、キッチン3名。
店長らしき人と、もうひとりのスタッフさんは仕込みをしていて、他のスタッフさんは、おしゃべりをしている。
明らかに厳しいなぁという雰囲気。
そんな中、新規の来店。
店長らしき人が「ご新規さま〜」と大きい声で発声。
他のスタッフさんは、おしゃべりはやめて、元気よく「いらっしゃいませ〜」と各々に発声。
僕は入り口を見て、びっくり!
まだお客さんは、店内に入店していなくて、入り口の取っ手に手をかけているところ。
お客さんが入ってきたときには、掛け声はない、、、。
ホールスタッフがお客さんのもとへ行き「何名様ですか?」って、、、。
お客さんからしたら、「いらっしゃいませ」の言葉はなく、いきなり「何名様ですか?」と言われた感覚よね。
マニュアル的には、「新規客が来たら発声」となっているんかな。それなら、マニュアルは守っているよね。
けど、ここで大切なのは、何のための「いらっしゃいませ」なのか・・・。
満太郎では、「いらっしゃいませ」とか「こんばんわ」とか「毎度!」とか、言葉の取り決めはないけれど、数ある飲食店から満太郎を選んで来てくれたお客さんにウェルカム感を伝えるための手段を入店時の掛け声としている。
だから、作業中でも手をとめて、お客さんの顔をみて、発声しようね!としてる。
いや~、ちょっとしたことやけど、、、。
「作業になるかならないか?」は「何のためにやっているか?」をどこまで浸透させるかよな~と改めて思わしてくれたケースやなぁ。
満太郎もそういう場面がないように、、、気を引き締めないとね。