祖母を蝕む病と最後に握った手 守護霊(稟僧)
私が小学4年の時に大好きだった祖母が亡くなった。
亡くなるまでは、時間的にあっという間だった
胃の具合が悪いのなら病院に行きなさいと母に散々言われているのに
『忙しい』・『病院は怖い』・『お金がない』の3言葉しか言わない人だった。
豆腐屋で油揚げをずっと揚げてきた祖母が突然 吐血した
そばにいた放浪生活をしていたおじちゃんが慌てて救急車を呼んだ
家からだいぶ離れた寂しい大きな病院に搬送された
診察の結果
末期の胃がんで余命は1か月ですと宣告された
父・母・母の姉・祖父・おじ