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小学校の遠足途中で出会った亡き友達 守護霊(稟僧)

遠足の日、歩いて1時間ほどの公園へみんなで行くので、先日から遠足のお菓子ひとり300円を握りしめて近所の駄菓子屋に向かった。友達と手をつないでスキップしてどれだけこけたことか、でもケガしても笑顔であふれていた。楽しみすぎてだから痛みも感じないに違いない。
当日、晴天にも恵まれて先生が
「みんなでケガのないよう行きかえり気を付けて楽しみましょう」の声が響くと、子供たちは歓声を上げて前を向いた。無邪気な純真さで、未知の世界へと踏み出していく全員が勇者に見えた。

いよいよ冒険の始まりだ。周りの大人が振り返って私たち一向を見て笑顔を送ってくれたり、木々のざわめきや小鳥のさえずりが、彼らのワクワクと繋がっているかのように思えた。

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