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新しい環境で誰でも起こる「ハネムーン期」と「ショック期」。その有効活用

今までの生活がガラッと変わると、精神状態も変わります。新しい職場や環境も「異文化」の一つです。

揺れ動く新入社員の心理。多くの人が経験します。

本来は外国に留学・移住した際によく使われる言葉ですが、日常生活、とくに新入社員でも同じような感情曲線を描きます。

職場も異文化交流

多くの場合、新しい文化、今までとは違う文化に触れたときは、精神的に次のような段階を踏みます。移住・留学生などの研究に使われていますが、これは新入社員や転職についても同じことが言えるでしょう。

  1. ハネムーン期

  2. ショック期

  3. 適応期

  4. 安定期

それぞれを見ていきましょう。

ハネムーン期

心理状態が希望で満ち溢れています。仕事であれば、内定通知が届いてから入社1か月ごろまででしょうか。学校でも入学したばかりでは、期待と目標が大きい時期。また、見るもの聞くものがすべて新しく、鮮やかに見えます。

皆優しく接してくれています。人間関係も良好で、ここに来てよかった~と思う時期です。

ショック期

ショック期、もしくはカルチャーショック期ともいいます。

通常は2~3か月で訪れるとありますが、私の経験上、早い人では3日目あたりからショックの兆しが見え始めます。少し疲れが出てくるのもあるかもしれません。また、初めての失敗をするのもこの時期でしょうか。

あれ、こんなはずじゃなかった、やなかなか仕事のスピードが上がらない、など様々な要因で、今まで舞い上がっていた気分が急速に冷めるどころか、マイナスになります。

また、職場の人間関係が、うっすらと見えてくることも想像できます。性格的に合いにくい人や、ちょっとした一言に深く傷つきやすくもなります。

期待が失望や焦燥感にかわり、カルチャーショックに陥る時期です。

適応期

落ち込みからの回復し、環境に適応、順応してくる時期です。再びやる気が回復、新たな目標などが出てきます。

おおよそ3か月以降、いわゆる「慣れ」が見えるころです。

安定期

仕事にも慣れてきて、担当を任されたりする「独り立ち」する時期です。一人前とまではいかないまでも、自分の役目役割がわかることで、責任感や向上心などがでて、気力も元通りになってきます。

この精神的なV字が、新しい文化、職場に入った時に起こります。通常、入社したばかりの時が一番このV字の起伏が激しいです。

ショック期にしかできない事

誰でも起こるショック期・カルチャーショックですが、この時期にしかできないこともあります。本人たちはそのことに気が付かないこともあります。

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