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清万採種園

浅間山の麓、標高約1000mのところに、中軽井沢と小諸を結ぶ「1000m林道」という35㎞ほどの林道があります。

その中間あたりにある御代田町には「清万採種園」があります。

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そこにはカラマツ・アカマツの精英樹クローンが均等配置され並んでいます。
精英樹とは、品種改良の観点から生長の度合い、姿、材質など特に優れている木のことです。

ここは昭和35~37年にかけて全国的にも例をみない面積約45haの採種園として設定されていました。
カラマツは地元佐久地方をはじめ長野県内及び群馬、新潟、福島、栃木、山梨、岐阜の各県、アカマツは長野、山梨県から集められたそうです。

その後、昭和49年の山火事、昭和58年の採種園見直し(採種園と展示林に分割)及び昭和60年の水道施設の設置等により現在5.74haと規模が縮小されました。

採種園の整備は、苗木の需要減少から約30年間ほとんどされていなかったようですが、近年の主伐・再造林等による苗木需要の増加からカラマツ種子が不足となったため、平成27年度から再整備が開始されたそうです。
(引用: 林野庁 中部森林管理局 東信森林管理署 清万採種園の概要 )

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(写真は4月に撮影したものです。)

1000m林道には日本最古のカラマツ人工林も存在しています。


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