現代短歌だよーて6 2 りりぴ 2022年6月1日 09:44 今日の短歌。君にまだ言いたい言葉が見つからず。何を言っても嫌われそうで。口角を糸で縫い上げ目を細め、見つからぬよう群れに溶ける楽園は確かに在ったと気付いても、私に入る資格などなし聞くなれど攫むに惜しい鶯の遠きことよと嘆くも知らせじあなたには私の姿は見えずとも互いの色香は漂い残る鳴き声に蜜を求めて交わらん、ほるは幾人梅花のみぞ知る君去りし後に溢れた情動が机に滲み穴を開けた落書きを上から白で塗りつぶす。純真無垢に作り替えるの焼け焦げて読めなくなった文字の波。ペン持つ君の面影探して空きっ腹吐き気で目が覚め終わりゆく体の在処に思いを馳せる欲しいなら一つ残らずあげるのに、術もなければ理由すらなく目の前の帳を睡魔がおろすから直接脳から具現化してよ照れ臭く不慣れな声色いじらしい、不意に黙るも尚愛らしく幼子の恐れを知らぬ正義感、精神眉雪の我に昂り「いいじゃない、幸せ感じた嘘ならば」溺るる快楽、知らぬは君だけ ダウンロード copy この記事が参加している募集 #今日の短歌 46,943件 #創作 #短歌 #今日の短歌 #現代短歌 #物書き #エモい #陰湿 #短歌好き 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート