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現代短歌だよーて4

脳汁が止まらぬ部屋は極彩色。ゆらり伸び行く親指を見ゆ。

カンカンと警報音が鳴り響く。君の季節を思い出しては。

高いモノ、私に買ってくださいな、例えばそうね、母の愛とか

熟れるには売らなきゃならぬ今ここで。顔も若さもウソも命も

誰からも羨まれる様な人生を明日から作るわ口先一つで

輪郭が溶ける眩さ白飛びの後ろめたさはお互い様ね

ああだめだ、お腹が空いてたまらない、先に食べたい、話はそれから

見たくない。誰かみたいな顔をして私自身を裏切る私

この庭に名前はあっても花は無し。鍵もないなら出て行こうか

叡智などデマカセだけで満ちるからそれより豊かな実りと愛を

AとB、離れ離れの点と点。線で繋ぐの?何が起きるの?

泣かれても君の居場所はここにない。私の邪魔をするのが悪い。

追わないで二兎に手を振り見送って、レトルト月夜のシチューを食む

十月経ち形成された傍らに剥離した君、胎盤が如し

相変わらずとりとめない。
でも楽しく詠んでるよ。もう少し増えたらテーマごとにまとめようかな〜。

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