書くは原液、話すは飲み心地の良いカルピス

書く　の濃度は
話す　よりも圧倒的に濃い

うっすいカルピスくらいの思いでも
話すことはできるけれど

最低でもカルピス原液くらいの思いがなければ
書くことはできない

時間があっても書けない
机の前でうんうん唸る

なぜ書けないのだろう

ともし思う時があるとしたら
（実際、私もそういう時あるんだけど）
それはもしかしたら

想いが足りない

からかもしれない

私たちの頭の中には
いつも思考が飛び交っている

私たちは言葉を使っているようで
反応を言葉にしているだけで
もしかして言葉に使われてるだけかもしれない

思考にさえなっていない
反応からの衝動が
短い言葉で飛び交っていって
それにただ左右されているだけかもしれない

話すように書こうとしても
そこから出てくる言葉は
とっても軽くて

「これは書かずにいられない」
と思うようなものがあったならば

そこにはもっと大きく、強い想いが
伴っているのだろう

時間がない時は確かに書けないけれど
時間があっても書けないのは
想いが足りないからなのだろう

ということは常に

どれだけ問題意識を持って世界を見ているか

が書けるかどうかのポイントになる

表面的に物事を見て
反応しているうちは
書くに値するくらいの想いは生まれてこない

その奥にある精神性を
見えていない本質を
目の前に現れるまでに辿ってきたストーリーや背景にまで

想いを馳せた時に
初めて書きたいくらいの強い思考に至るのではないか

構造として
書く　はきっとかなりの密度が必要で
話す　は少し密度が低くても良くて

音楽や芸術は
概念、を言葉以外のものに置き換えて
構造化したものなのかなと

私はキュレーションより
編集editが好きで

概念、想いの
構造の編集をしながら

世界を、人生を構造的にとらえ
創っていくことが大切なのかもしれない

そして
複雑に考える続ける中で
物事はシンプルになっていき
最適化された構造になっていくのだろう

Art Your Life！

Be Yourself！

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