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林檎と少年
夢の中、ふわふわしていて
誰もここにはいない
真っ赤な林檎が現れた
きっと今日食べた唯一の物だから
「この世は美しいのか?」りんごが少年に尋ねる
少年は目を見開き、その問いにじっと考えた
林檎の赤が鮮やかに、夢の中の闇を照らす
しかし、それは一瞬の美しさに過ぎない
深い青さに包まれた空間で
りんごはただ微笑み、そして消えてしまった
少年の手には何も残らなかった
消えゆく林檎の後に残った虚無が、少年の胸に押し寄せる
夢よ早く覚めてくれ
あとがき
久々に林檎を買いました
林檎の可憐な赤色は目を引きますね
閉ざした心に赤い林檎があれば
その美しさに息をのむでしょう
でもその林檎が消えてしまえばまた
いつもの光景になるんだろう。
真っ赤な林檎は、物質的な喜びや美しさが一時的であることを象徴しています。一瞬の感動や喜びは、心を一時的に満たすことができますが、それが消え去れば元の現実が待っています。物質的なものだけでなく、内面的な豊かさや真の満足を求めることの重要性を表現してみました
学生の頃、夢の中を自由にできる人がいました。ここにゲーセン作りたいと思えば出せると言ってました。
私は何度やろうとしても、夢の中で「夢の中」とは思えなくていまだに実現できていません(;・∀・)
夢を自由自在にできる人いますかー?コツ教えてください―(*^-^*)
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