第1回【ピラティスと出会い、人生が変わってしまった話】
こんにちは。才原洋子(さいはらようこ)です。
ピラティス、美容矯正、パーソナルトレーニング、バレエといった各種ボディワークに携わってきました。初めての方も多いと思うので良ければ、こちらの長たらしい自己紹介もご視聴・ご受講いただけると幸いです。
才原洋子、現在までの活動実績
通常のマンツーマンセッション数1000件以上
OPEN3ヵ月で、予約の取りにくいスタジオのオーナーとなる
海外や遠方よりご来店いただき、ご紹介の絶えないスタジオに
指導者養成コースは、延べ人数100名以上を輩出
オンラインコラム、雑誌『anan』運動記事監修実績
J-wave出演
モデルや女優の方のトレーニングも担当
オンラインサロンも鋭意展開中
彷徨った時代
4歳からクラシックバレエを習い、ほぼ毎日稽古に通いました。学校を休んでも、体育をサボってもバレエには行くという徹底ぶり。その時から義務教育の中の『体育』に疑問を抱き、自分の中では正当な理由で体育を欠席していました。
筋力のバランスを崩し、マラソンなど長距離を走ったり階段を下ったりする際に膝の痛みを感じるようになったのは16歳くらいの頃。
ただむやみにサボっていたわけではありません。大好きなことには、誠心誠意まっしぐらすぎる性格は当時からのようです。バレエのレッスン時には痛くないのに、何故体育では痛いのだろう?とふんわり思うくらいでした。もちろんレントゲンやMRIをとっても、骨は至ってきれいだといわれるばかり。
ボディワークに出合ったきっかけ
その後18歳で腰椎椎間板ヘルニアと診断され、重度の腰痛で一時期歩けないこともありました。毎日鎮痛剤を服用し徐々に慣れてきて効かなくなっていき、飲む量も増えてしまいました。
あとから家族に聞いた話だと『あの時、なかなか言えなかったけど、薬の服用の量、異常だったよ』と。今思うと、怖いですね。
そのせいで胃腸も肌もぼろぼろ。鏡を見るのも嫌で本当に『新品の身体と取り換えて欲しい』と毎日願っていました。
痛みの原因として、柔軟性と筋力のバランスを崩し、また成長期におけるホルモンのバランスの乱れも考えられたと思います。
今なら色々な事に気付けるのですが、その当時はとにかく【腰痛にはこの本!】【腰痛にこのサプリ】【鍼灸・整体・○○療法】などといった独自で痛みの原因と解決を探ることをしていました。その後アルバイトなどで繋いでいたのですが、親からふらふらするなと激怒され、就職を経験するのですが、わずか半年で会社が突然、倒産。
その後『本当にやりたいことってなんだ』と悩んだところ『身体を改善することだ』と気付き、当時流行しはじめていたYOGAに食いつき、大手HOTYOGAスタジオにてインストラクター→店長→スーパーバイザーとなりました。
しかし、なかなか根本解決には至らず。そもそも身体を使うセンスが悪いから私には運動や指導なんて無理なんだと諦めていたところ、ボディメイクの師匠より『何をやるかより、やり方の方が大事!私はそれを伝えたいんだ』というお言葉を頂き、パーソナルトレーナーとなる事を決意しました。
私が感じ尽くしてきた既製品、既成概念のトレーニングに疑問。既に体系化されたものを当てはめる事に対する疑問、
またそれが合わなかった時に他の方法を用意出来たらどんなに良いんだろうという理想。
「どこに行っても変わらなかった方が、最後にたどり着いてくれる場所にしたい」と、BMPメソッドは、生まれました。
今では腰痛は改善しています。あと姿勢やスタイルが良くなったねと言っていただけることも多くなりました。
正確には腰痛になる身体の『サイン』みたいなものをキャッチできるようになってから、未然に防ぐという事に至っています。
身体って毎日頑張って使っていく道具だから、使い癖で歪みが発生します。それをニュートラルにメンテナンスするのがBMPやピラティスで出来るアプローチです。
私が経験した腰痛を改善するアプローチが、美尻美脚をつくる時に方法がイコールであったり、姿勢改善についても有効なアプローチだったり、
動きは同じ物を伝えているのですが見る場所が違うだけで、
色々な目的に適合できます。非常に便利です。
ひとりひとりの方に合わせた、オリジナルの美容メソッドを展開しております。
100万回ぐらい質問された、YOGAとピラティスの違い
今一般的に「YOGA」とされているものは「YOGA」哲学の中の『アーサナ(動きの部分)』であることが多いです。動植物からインスピレーションを受け、それを模したポーズを取り、プラーナヤーマ呼吸と共に、エネルギーを回すポーズを取ることで理想的な状態に導きます。
YOGAの歴史は古く紀元前となります。YOGAは哲学であり、宗教の中の考え方です。座って目を瞑ることも、何かに感謝しながら生きる事もYOGAです。人がより良く生きていく指針、世界の調和、宇宙と自己との融合など、非常に深いところの追及となります。
一方ピラティスはギリシャ系ドイツ人の【ジョセフ・H・ピラティス】によってつくられた心身の健康を促進させるエクササイズを軸にしたメソッドです。歴史は100年くらい。ピラティス氏が幼少期に病弱だったのを、東洋西洋の療法や運動法を取り入れてムーブメントを提唱しました。
世界大戦後、流行の発信基地NYCでスタジオを構えた彼のメソッドは、米国のダンサーや俳優の間で瞬く間に、フィットネス先進国において、ポピュラーな文化へと融合しています。
まとめると
ピラティス氏が、東洋思想にも精通していた点
YOGA、ピラティス、双方のエクササイズ、フィットネス的側面がポピュラーになっている点
先進国の心身の健康促進にマッチしている点
インスタ映えするポージングという共通項
YOGAを深く学ぶと、精神世界の追及や思想、在り方の追及要素と繋がる(理学の側面を追及する先生もいる)
ピラティスを深堀りすると、理学療法的要素が必要となる(精神要素を追及する先生もいる)
ミドルエイジカルチャーとして有名
などの共通項が、YOGAとピラティスをあまり知らない方にとっては分かりづらいのかなと思います。
私としては【どっちも良いし、どっちもやってみたら~】と良くいってます。方法は何であれ、身体と繋がることは良い事です。
何をキャッチするかは本当に人それぞれです。
〈公式Instagram〉
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