自販機のお茶に感動する。
■ハノイ大気汚染世界ワースト3位。
・最近のベトナムNEWS(2023年12月4日付)、「『ハノイ大気汚染世界ワースト3位』、空気質指数(AQI)は167で健康に有害なレベル」。
・スイスの『IQAir社』調査、「特に11月から現在までハノイ市及び北部の他省でも悪化が見られ、市民の健康に大きな影響が出ている」と発表。
■ハノイのAQIは「健康に良くない」レベル。
・天然資源環境省の環境汚染管理局は地方環境局に対して、「排気ガスや粉塵が発生する活動を監視、管理することを強く要請」。
・また、「季節の変わり目で気象条件の変動も大気汚染に影響を与えており、温度や湿度、風向、風速の変化が大気中の汚染物質、特にPM10やPM2.5の粒子の拡散能力に影響を与えている」という。
・本報道、ハノイのAQIは167であるが、ちなみに直近の東京平均値は55となっている。この数値だけではピンとこないので以下の数値が大気汚染を捉える上でより参考になる。
・AQI数値が、「0-50/良い」、「50-100/平常値」、「100-150/敏感な人には良くない状態」、「150-200/健康に良くない」、「200-300/非常に健康に悪い」、「300-500/危険」とカテゴライズされる。
■東京の澄んだ景色。
・もう少しAQIを見ていくと、『最もきれいな都市ランク』の首位は「7/バンクーバー(カナダ)」、2位「8/ソルトレイクシティ(米国)」、3位「12/クラスノヤルスク(ロシア)」、ちなみに34位「35/京都」が日本の首位を走る。
・『最も汚染きれた都市ランク』の首位「239/ラホール(パキスタン・イスラム共和国)」、2位「189/ダッカ(バングラディシュ人民共和国)」、3位「187/カラチ(パキスタン・イスラム共和国)」、ちなみに日本が名を連ね始めるのは58位「59/東京」、その後61位「57/大阪」となる。いずれにしても日本のAQIは「良い」もしくは「平均値」という事になる。そして、私はベトナムから久しぶりに日本に一時帰国した時、まず初めに思う事は「なんて東京は景色が澄んでいるのだろう」と感動するのだ、そして思いっきり深呼吸する。
・余談、久しぶりの一時帰国時、私の場合は所々に感動が散りばめられるが、その内のひとつは空港から始まる。久しぶりに日本の自販機で「どんな商品があるのか、新作はこれだな、相変わらずベストセラーはこの商品か」等と見て迷う事も楽しみで、以前冷たいお茶を買ったのだ。フライトから降りて空港で一番最初に口にする日本の味、「美味しいっ、なんて美味しいのだろう、日本のお茶ってこんなに美味しかったっのか」と普段ベトナム食が中心の生活なので、私の感覚は大げさでも何でもなく、長く日本を離れている人なら普通に感じる事だろう。空港から感動しまくり私は日本の一時帰国を楽しむ。