オーラを放つチャンポン。
■『リンガーハット』ベトナム進出。
・最近のニュース、「『リンガーハット』は東南アジア/タイ、カンボジアに次いでベトナム子会社設立、2025年3月設立・事業開始を予定」。
・「長崎ちゃんぽん専門店『リンガーハット』、とんかつ専門店『とんかつ浜かつ』などの飲食店の運営を手掛けるリンガーハットはベトナム子会社を設立」する。
■タイとカンボジアそしてベトナムへ続く。
・同社は「現在、東南アジアではタイとカンボジアで店舗を展開しているが、新たにベトナムでの店舗展開を図るべく同社100%子会社をベトナムに設立する」事を発表。
・ベトナム子会社『リンガーハット・ベトナム』は「ホーチミン市に設立予定、ベトナム国内における飲食店の管理・運営を手掛ける。資本金は約1億円」となる。
■ちゃんぽんよ夢を見させておくれ。
・余談、昔東京で暮らしていた頃、休みの日には良くリンガーハットに出向き空腹を満たし野菜も沢山摂る事が出来、更にお財布に優しい価格設定であり大変お世話になった。ちゃんぽんスープにたっぷり野菜と海鮮も加わり胡椒を一振りして頂き、次にラー油を少量垂らして食し、そしてお酢を数滴落しながら麺と一緒に味の変化を楽しんでいた。
・昔のリンガーハットは野菜などの具材を炒めて、その後ちゃんぽん(スープと麺)のどんぶりとガッチャンこして提供されていた。野菜や海鮮等が炒められ油と絡んだ香ばしい具材はちゃんぽんと合体し、この上ない美味しさのオーラを放っていた。
・しかしこの具材炒めの工程は20年程前からだろうか、いつの間にか茹でて提供されるオペレーションに変更された。調べると「調理の効率化や健康志向の高まりに対応するため」炒めるのを止め具材を茹でる工程変更は時代の流れであったのだが、当時私は非常に悲しくて、大変がっかりした事を想い出す。いつか『復活昔メニュー』として「あの頃のちゃんぽん」にめぐり会える日を、またはベトナムで昔の工程が採用されたちゃんぽんである事を夢見ている。
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