雪降らぬ南部の車窓。
■ホーチミン都市鉄道メトロ1号線。
・最近のニュース、「ホーチミン/『都市鉄道メトロ1号線』は「既に開業か」、街中の案内標識で誤解が生じる」。
・現在、「同線(ベンタイン〜スオイティエン間)駅周辺には開業に向けた準備として『メトロ』の駅の方向を示す案内標識が多数設置」されている。
■メトロに夢をのせて。
・その案内標識が設置されたエリアでは最近「ある外国人家族が、メトロが既に運行しているものと勘違いして駅を探す光景が見られた。結局、その外国人は駅に降りることもできず、周囲の人から説明を受けて、肩をすくめ首を振って立ち去った」。
・「開業に向けた準備であることは分かるが、正式な開業はまだでメトロがすでに運行しているものと勘違いする外国人観光客も多い」ため、市民の間では「まだ開業していないのだから案内標識は隠しておくべき」という声も出ている。以前、私の『note(メトロに夢をのせて)』で書き留めたが、同線は2024年末迄に商業運転の開始を目指している。
■南国のクリスマス。
・余談、「ベトナムで電車に乗れるぞ!」という思いから一転し乗れないと知った時の外国人観光客の気持ちは大変にがっかりした事と察しているし、同線関係者はそこまで考える余裕がない程、タイトな開通タイムラインを死守、急ピッチであらゆる作業工程の進行、管理等に注力する事も窺える一幕ではないだろうか。
・確かに私も街中でメトロの案内標識を見つければ、開通はまだだけど駅の改札、通路、構内などを散策し見てみたい、とワクワクし心が躍るはずだ。嬉しくて案内標識をスマホで撮ってさえしまうだろう。
・発表されたスケジュール通りであれば2ヶ月以内にメトロに乗る事が出来るのだ。私は秘かにクリスマス前後に開通して欲しいと期待する、「少し早い私へのクリスマスプレゼントだ」、「ちょっと遅くなってしまったクリスマスギフト」等と呟きながら、雪降らぬ南部の車窓を眺めながら。
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