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私の愛するナンバー。

■歌手England Dan and John Ford Coley/曲名『I'd Really Love To See You Tonight』。
・以前、私のnote『そして誰もいなくなる』で書き留めたが、ベトナムに暮らしている間、多くの人々とのめぐり逢わせと別れを経験してきた。
・お会いした方々に対してはその機会に感謝し、別れた人々には「今生の別れではないんだ」と私自身に言い聞かせ以下のナンバーを聴きながら淋しさを薄れさせた。
・最初の曲は1970年代アメリカのソフトロック『I'd Really Love To See You Tonight』で一躍有名になったEngland Dan and John Ford Coley。彼らの歌声は万人に受け入れらるであろうソフトさがある。
・別れの後、お互いそれぞれの人生を歩むが、一度は心を通わせた人が元気でやっているのか、変わらぬ笑顔のままなのだろうか、ふと逢いたくなる気持ちを彼らは歌詞「Warm Wind Blowing」/暖かい風に乗せて歌う。


■歌手Rita Coolidge/曲名『Nice To Meet You An』。
・1989年、日本の学生援護会雑誌『an』テレビCM用に書き下ろされた曲。当時、アルバイト情報誌『an』がキオスクやコンビニで売られていた事を思い出す。
・アルバイトは学生から大人に差し掛かる入口だったような気がしている、ここで出会う人々から私は様々な事を学ぶ事ができたし、繰り返す出会いと別れを経験した。
・Rita Coolidgeの包み込むような優しく温かい声色とCMを通して「働く事は大変さもあるが幸せなこともあるんだよ」という事を感じさせてくれた曲と映像だ。
・CMバージョンは1分だがフルバージョンを見つける事ができたので、2つのリンクを以下に貼り付けている。


■歌手Patty Smyth/曲名『Downtown Train』。
・想いを寄せる人に会いたい気持ちが切なく綴られた全体の歌詞の一部には、「私は新しいダイム(10セント硬貨)のように輝いている、ダウンタウンを走る列車はブルックリンの女の子たちで満員、彼女たちは自らの小さい世界から抜け出そうと必死にもがいている/I’m shining like a new dime. The downtown trains are full of all them Brooklyn girls, they try so hard to break out of their little worlds」と綴られる。
・人は家庭から学校、会社と様々なステージを経験し色んな人々と携わっていくが、そこへ入り込む前は不安を抱えながらも新しい世界にどこかワクワクしまるでピカピカなダイムのように輝いていた事を思い出させる。
・歌い手はニューヨーク出身のポップスシンガー/Patty Smyth、彼女の内から溢れ出す力強さが真っさらな若者へひとつの道標を示している、と上述の歌詞にそんなエールを感じるのだ。


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