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「好き」だけで埋め尽くす。

■iPhone指数2024。
・最近のニュース、「『iPhone指数2024』発表、「新型iPhone購入に必要な労働日数」はベトナム53.1日、日本12.4日」。
・「ベトナムの平均的な労働者が米アップル(Apple)のフラッグシップモデル『iPhone 16 Pro 128GB』を購入するのに必要な労働日数は53.1日。同モデルを購入するのに最も日数を要する5つの市場の1つに入った」。
・同調査は「電子商取引プラットフォーム『Picodi』が2018年以降、iPhoneの新モデルが発売されるたびに発表。労働日数は現地の平均月収(月21日勤務)および現地でのiPhone販売価格をもとに算出」されている。またベトナムでは「『アップルストアオンライン』が開設された2023年から調査対象となっており、同年の指数は55.6日」となっていた。

■ベトナム統計総局。
・しかしベトナム統計総局は「2024年1-6月におけるベトナム人労働者の平均月収は4万3000円とされているため、アップルストアオンラインが発表した販売価格16万8000円で同モデルを実際に購入するには、労働日数が81日以上必要な可能性もある」とした。
・同モデルの購入に必要な『労働日数の最長ランク』は「トルコ72.9日、フィリピン68.8日、ブラジル68.6日、ベトナム53.1日、インド47.6日、タイ42.3日」等と続いた。
・逆に『労働日数の最短ランク』は「スイス4.0日、米国5.1日、オーストラリア5.7日、シンガポール5.7日、ルクセンブルク6.1日、デンマーク6.7日」、そして日本は上述の通り12.4日となる。

■チャースアを飲みながら。
・余談、一概にカテゴライズは出来ないがオフィスで働くベトナム人は比較的暮らしに余裕がある人も多く、また裕福な家庭の出身である可能性が高い。そんな若者たちは最新機種を持ち、チャースア(ミルクティ)を飲み、仲間とおしゃべりしてはケータイをチェックしている。
・現在、私が使用する『iPhone7Plus』、彼らにしてみればシーラカンスのように「生きた化石」と揶揄されてしまうのかもしれない。私が十、二十代であればきっと彼らと同じように「最新機種を持ちたい」と強く感じたのだろう。
・今では「欲しい!」と感じる物でも、冷静になれば私は既に持っているモノに近い商品だったりする。新品を買えば古いモノは使えるのに利用しなくなってしまう事も多々あった。「自分が本当に欲しいのか、似たような商品を既に持っていないか、必要なのか、長く大切に使えるのか」と吟味しながら、「私の周りは好きなモノだけで埋め尽くされて欲しい」と願いを込める。

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