マガジンのカバー画像

ベトナムのカケラたち 2024年9月

30
ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
運営しているクリエイター

#余談

メトロに夢をのせて。

■ホーチミン市メトロ1号線。 ・最近のニュース、「ベトナム・ホーチミン市人民委員会は投資主体に対して、『メトロ1号線』を2024年末に商業運転の開始を求む」。 ・同委員会は「遅延が続いた場合、投資主体であるホーチミン市メトロ管理委員会(MAUR)が全責任を負うことになる」と述べた。 ・同投資主体は「プロジェクトの品質、効率、法的遵守を徹底し、商業運転開始までの進捗を確実に遂行することが要求され、残る作業の詳細な計画を立て、進捗通りに実施するように求められている」。 ■メトロ

ベトナムの夜明け前。

■アジア開発銀行のベトナムGDP成長率予想。 ・最近のニュース、「『アジア開発銀行(ADB)』はベトナムのGDP成長率予想、2024年+6.0%、2025年+6.2%と再び据置いた」。 ・ADBは「『アジア経済見通し(Asian Development Outlook)』レポートでベトナム2024年における国内総生産(GDP)成長率予想を(上述に)示し、また2024年と2025年のインフレ率予想も共に+4.0%で据置いた」。 ■外需拡大、内需低迷。 ・ADBエコノミスト曰く

誰が読み、どう分析するか。

■アジアパワーインデックス(Asia Power Index)。 ・最近のニュース、「2024年アジア太平洋諸国27ヵ国・地域の『国力ランク』、米国首位、中国2位、インド3位、日本4位、ベトナム12位」。 ・オーストラリアのシンクタンク『ローウィー研究所(Lowy Institute)』は『Asia Power Index』2024年版を発表し、同ランクは「経済関係、国防ネットワーク、外交的影響力、文化的影響力、経済的影響力、軍事力、危機対応能力、将来の資源/8指標に基づき対

『九段線』入り地図。

■行政違反の処分を受けた女性。 ・最近のニュース、「ベトナム・ハノイ市情報通信局は、『九段線入り地図』をSNS投稿した女性に行政違反で17.6万円の罰金を科す」。 ・同局は「国家主権を完全に反映していない地図画像をインターネット上で提供した個人に対して(上述の)罰金を科す処分を下し、法的に問題があることが確認されたため直ちに調査を開始」した。ちなみに『九段線』とは「中国が勝手に地図上に引いた中国の領海を示す9つの線」と言われる。 ■誰にでも起こり得る出来事。 ・本報道の問題

きっと私は無力。

■年末迄に南シナ海5台風発生。 ・最近のニュース、「2024年10-12月間ラニーニャ現象に移行する可能性50〜70%、年末迄に南シナ海5台風発生、VNに3つ上陸と予測」。 ・気象学および気候変動研究所の報告は「8月中旬から9月初旬にかけてエルニーニョ・南方振動(ENSO)は中立状態にあるが、10月から12月の間にラニーニャ現象に移行する可能性があり、南シナ海では台風の発生数が通常年を上回り4〜5つの熱帯性低気圧が発生する見込み」と示す。 ■降水量も増加する。 ・「特に台風

実生活、実社会を見つめる。

■国連電子政府指数2024年。 ・最近のニュース、「電子政府の発展/『国連電子政府指数2024年』は国連加盟193ヵ国中ベトナム71位、日本13位」。 ・国際連合が先般発表した電子政府指数(EGDI)ランキング2024年版では「ベトナムは193ヵ国中71位、2022年版86位から順位を大きく上げ、電子政府の発展度合いが『非常に高い』グループに入った」と述べられる。 ■Top10。 ・同ランクは「オンラインサービス指数、情報通信インフラ指数、人的資本指数/3つの個別指標を基に

「好き」だけで埋め尽くす。

■iPhone指数2024。 ・最近のニュース、「『iPhone指数2024』発表、「新型iPhone購入に必要な労働日数」はベトナム53.1日、日本12.4日」。 ・「ベトナムの平均的な労働者が米アップル(Apple)のフラッグシップモデル『iPhone 16 Pro 128GB』を購入するのに必要な労働日数は53.1日。同モデルを購入するのに最も日数を要する5つの市場の1つに入った」。 ・同調査は「電子商取引プラットフォーム『Picodi』が2018年以降、iPhoneの

母国の影響を受ける英語たち。

■2024年世界最高の国ランク。 ・最近のニュース、「『2024年世界最高の国ランク』、スイス首位、日本2位、米国3位、カナダ4位、オーストラリア5位、ベトナム44位」。 ・米誌『U.S.ニューズ&ワールド・レポート』発表の『U.S. News Best Countries Rankings(2024年版)』は「冒険心、敏捷性、文化的影響力、企業家精神、文化・歴史的遺産、変動性、ビジネスの開放度、権力、生活の質、社会的目的の10指標に基づいて89の各国・地域を評価」する。

「ベトナム産」と思いたい。

■ベトナムはカシューナッツ輸出大国。 ・最近のニュース、「ベトナムはカシューナッツ輸出大国だが、アフリカやカンボジアからの原材料90%を輸入に依存」。 ・ベトナム税関総局は「2024年1月からの8ヶ月間、ベトナムのカシューナッツ輸出量は48万6000トン、3925億円の収益を上げたがその多くがアフリカやカンボジアからの原料に依存している」と述べた。 ・また、「ベトナムは3224億円を投じて約190万トンのカシューナッツを輸入している」。上述の輸出入ギャップについて一体何が起こ

私の3rd Place.

■ピックルボール需要はベトナムでも急成長。 ・最近のニュース、「世界のピックルボール(テニス、バドミントン、卓球を融合させたようなスポーツ)製品市場は2032年迄に21.2兆円成長が予測され、ベトナム市場も急成長、2023年第二四半期製品売上1.3億円(第一四半期比で150%増加」。 ・ピックルボールは世界的にも急速に普及しており「米国では最も成長が著しいスポーツで『アメリカスポーツフィットネス協会(SFIA)』は2023年には890万人のプレーヤーが存在し今後も拡大が続く見

炎上着火点に疑問符を打つ。

■台風便乗商法なのか。 ・最近のニュース、「ベトナム全国60店舗展開・地場カフェチェーン『Katinat』が台風便乗商法で批判の的にされるも疑問の声もあり」。 ・『Katinat』が台風3号ヤギ(日本台風11号)に便乗したマーケティング戦略を展開したとして批判の的となっている。同社は「台風被害克服のために9月12日〜30日の期間に販売するドリンク1杯につき1000VND(約5.7円)を寄付する」との内容をSNSに投稿した。 ■ベトナム祖国戦線中央委員会。 ・国際的には「売上

私の虜Top3フルーツ。

■ベトナム産パッションフルーツ。 ・最近のニュース、「ベトナム産パッションフルーツのオーストラリア輸出はマンゴー、ライチ、リュウガン、ドラゴンフルーツに続き5種類目の輸出果物として許可される」。 ・ベトナム農業農村開発省傘下の植物保護局は「在ベトナム・オーストラリア大使館とともにベトナム産パッションフルーツのオーストラリア輸出と、オーストラリア産プラムのベトナム輸出許可について発表する式典を開いた」。 ■ベトナム産果物は世界60ヵ国へ輸出。 ・熱帯で採れる果物に大きな潜在力

好きを大切に長く使いたい。

■ベトナムにて『iPhone16』は9月27日発売予定。 ・最近のニュース、「ベトナムにて『iPhone16』は9月27日発売予定、128GB/13.4万円、256GB/15.1万円、512GB/18.6万円」。 ・米アップル社は「ベトナムにて新型iPhone『iPhone16』、『iPhone16Plus』、『iPhone16Pro』、『iPhone16Pro Max』の4機種を発表」した。 ■Apple Vietnam社ウェブサイト。 ・Apple Vietnam社ウェ

渡米するベトナム人たち。

■アメリカ大統領選、ベトナム経済への影響。 ・最近のニュース、「アメリカ消費動向はベトナム経済成長に直結、アメリカ大統領選でベトナム経済への影響は限定的で引続き安定」。 ・専門家曰く「民主党と共和党のいずれが勝利しても、ベトナムとアメリカの貿易は安定して続く見込みである。両党の経済政策には多くの共通点があり、特にアジア地域、そしてベトナムに対する政策については、大きな違いはない」という。 ・「民主党は産業政策に重点を置き、国内産業の振興に向けた補助金や支援策を推進する傾向」が